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【2021年】360度カメラのおすすめ人気ランキング10選

自身を取り囲むすべての景色を撮影できる360度カメラ。別名、全方位カメラとも呼ばれます。しかし、RICOH(リコー)のシータをはじめ、GoPro(ゴープロ)やInsta360(インスタ360)などの多くのメーカーから販売されており、選ぶのが大変ですよね。

そこで今回は、360度カメラの選び方と、おすすめの人気商品をランキング形式でご紹介します。多くの商品のなかから自分に合う商品を見つけて、臨場感あふれる写真やバイクのツーリング動画撮影などに活用してください。

1、360度カメラとは?

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360度カメラとは、超広角レンズや多数のカメラを使用し、上下左右の360度すべてを撮影できるカメラのこと。複数のレンズで撮影したものをつなぎ合わせ、その場にいるような臨場感あふれる画像や動画を撮影できるのが特徴です。

加えて、撮影者も含めた景色すべてを撮影可能なので、大勢での集合写真や観光地での記念撮影、スポーツ・ツーリング動画やドライブレコーダーなどのさまざまなシーンで活躍します。スマホの専用アプリを使えば画像や動画をSNSを簡単にアップロードでき、遠隔操作や編集も楽にできますよ。

また、個人使用はもちろん、ホテルの客室写真や不動産の内覧資料、建設現場の記録・管理など、ビジネスシーンでも360度カメラは役立ちます。ウェブ会議では参加者全員を記録でき、レストランや結婚式場のような店舗の紹介で使えば、映像を通して実際に訪れたような雰囲気を味わってもらえます。

2、360度カメラの選び方

360度カメラを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。

① 撮影したい範囲に合わせてレンズを選ぼう

360度カメラには全天球レンズと半天球レンズの2種類があり、それぞれで撮影できる範囲が異なります。自分が撮影したい写真のイメージに合わせて選びましょう。

全天球レンズなら死角のない写真が撮れる


臨場感あふれる写真・動画を撮影するなら全天球レンズがおすすめ。2つのレンズを使って撮影した画像を合成し、上下左右360度をカバーした死角のない撮影ができるのが特徴です。設置した空間すべてをカバーしたダイナミックな映像が撮れるので、全体像の把握や人の動きの確認にも活躍します。

ただし、死角なく撮影するので撮影者や三脚も写りこむのが難点。景色だけ撮影したいなら、撮影者が写りこまない専用オプションつきの商品を選びましょう。また、2つのレンズで撮影した映像を自動で合成する場合、仕上がりが不自然になってしまう場合もあります。
半天球レンズは手頃な価格で迫力あるパノラマ写真が撮れる。

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景色のみの撮影やパノラマ写真には半天球レンズが好適です。半天球レンズは水平方向に360度と上方向に180度の半球を撮影できるのが特徴。下方向が撮影されないので撮影者の足や三脚が写りこまない利点があります。全天球レンズと比較してリーズナブルな商品が多いのもメリット。

ただし、機種によって上方向の角度や撮影範囲が異なるため、自分が撮影したい範囲に対応しているかを、購入前にしっかり確認する必要があります。

② きれいな写真や映像を撮りたいなら画素数と解像度をチェック!

できるだけ画素数が多く解像度の高いカメラを選びましょう。一般的に、画素数が多く解像度が高いものほど、画面に表示される画像が細かく高画質になります。静止画撮影の場合、約800万画素の4Kに対応しているものがほとんどですが、動画撮影もしたいなら動画も4Kに対応しているか確認してください。

より高画質な写真・動画を撮影したいなら8K対応のカメラもチェックしましょう。8Kだと画素数は約3300万画素で、4Kと比較して約4倍高解像度の撮影ができるのが魅力です。

反面、画素数が多く高解像度であるほど、データが大きくなり処理も重くなるデメリットがあります。ストレージの容量や編集を行うパソコンのスペックも必要になるため、購入前に自分のパソコンと比較して検討しましょう。

③ 使用シーンに合った機能やアクセサリーの有無も確認しよう

360度カメラは、海やプールなどの水中で使ったりバイクや自転車に取り付けたりと、さまざまなシーンで活躍します。使用する状況や環境に合わせて、必要な機能が備わっているものを選びましょう。

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水回りで使用するなら、IPや防水深度も重要

プール・スキー・シュノーケリングなどの撮影をするなら、防水性の高いものを選びましょう。水に濡れる場所での使用時には、IPと呼ばれる防塵・防水等級をチェック。例として「IP56」などと表示され、左の数字が防塵・右の数字が防水等級を指します。数字が大きいほど性能が高くなり、IP68(防塵6・防水8)が最大です。

加えて、シュノーケリングやダイビングなど水中で使用するなら、最大防水深度を必ずチェックしてください。シュノーケリングなら10m、体験ダイビングなら12m以上など深度によって目安があります。最大防水深度を超えると水圧によって内部に水が浸入して故障の原因になるので注意が必要です。

また、防塵・防水性能がない機種でも、専用ケースに入れれば防水性や耐久性がアップします。別売りのアクセサリーの有無もチェックしてみましょう。

車やバイクに取り付けるなら、アクセサリーが豊富なものが便利

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車やバイクのドライブレコーダー代わりにしたり、自転車に取り付けてツーリングの様子を撮影したりするときは、対応するアクセサリーの有無を確認しましょう。取り付けたい場所に設置できるかどうか、そして装着方法もチェックしてください。

また、装着場所に合わせて邪魔にならない形状やサイズを選ぶと快適に撮影できるでしょう。手ブレ補正機能がついていればより鮮明に、遠隔操作が可能なものならより操作がスムーズにできて便利です。

なお、自動車に取り付けるなら360度ドライブレコーダーもおすすめ。以下の記事では360度ドライブレコーダーを実際に使用して性能を比較していますので、気になる人はあわせて読んでみてください。

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