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ある日の夢「バスケットボール」

どこかの高校の体育の時間。今日の内容はバスケットボールらしい。さっそく私も混じってバスケットのゲームが始まったが、他のメンバーの動きがどうにもオカシイ。バスケットというゲームを知らないかのような。それこそ最終的にリングにボールを入れて、点を稼ぐゲームなのだという事さえ、さらに言えば攻めるゴールさえ分かっていないような、そんな感じだ。

すると私は、その状況を生んだ教師に猛烈に怒りを感じ、教師に対して「どうして彼らにちゃんとルールを教えないんだ!」と詰め寄る。基本的なパスとドリブルとシュートだけでいいのに、それさえ教えていない。教えようとさえしていない事に怒髪天を突く勢いで。

それに対し教師は、なんとも実態が無いような表情で「なるほど」と言う。気が付けば、生徒が周りに集まってきていて私の話を聴いているが、何故か私の声があまり出なくなっていく。まったく出ないわけではないのだが、とぎれとぎれに出すのが精いっぱいなのだ。まるで喉に封印でもされているかのように。

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