見出し画像

【商品紹介】 Terminal Nation & KRUELTY / The Ruination of Imperialism

- 2022/06/18入荷商品 - 


- ABOUT -
USは南部に位置するBear State、アーカンソーからデスパンクバンドTerminal Nationと、日本から世界へ強い存在感を示すデスメタリックハードコアKRUELTYの超強力スプリットEPがDead Sky Recordingsより入荷。


- MUSIC -

Terminal Nation

鈍器でひたすらなぶり続けるようなまさに、Brutal、Death、Doomが似合う暗黒の極みへ誘うキュレーターの役割を果たすTMの1曲目で幕を開ける今作。
モダンRAWネスな音像で鼓膜を圧倒しつつも、クラシカルなUSデスメタルのズルズル引きずりグルーヴィなノリでハイブリッドな仕上がりに。時折入るパンク・ハードコアのバックボーンを感じるコーラスもアクセントになっているのもまた良い。

KRUELTY

対して6分越えのロングストーリーを魅せるKRUELTY。ジャリジャリとした重く刺さるギターサウンドと、発泡する銃のように弾けるスネアのコントラストが織りなす、ヘヴィネスの中にある身体を揺らすグルーヴのある展開がそれを感じさせない。2022年初頭、US・EUROを始めとする世界を、揺さぶり暗黒に突き落としてきた彼らの深化を存分に感じる。


Terminal Nation & KRUELTY / The Ruination of Imperialism

トラック2と5ではお互いのボーカルがアディショナルボイスとして参加。帝国主義の終焉、そのタイトルに相応しい絶望のブルータルヘヴィネスを、ぜひフィジカル音源で脳の裏まで響かせてほしい。

- TRACKLIST -

  1. Curators of Brutality / Terminal Nation

  2. Sacrificial Capital / Terminal Nation

  3. Embalmed Crucifix / Terminal Nation

  4. Suppression / KRUELTY

  5. Under Your Pressure / KRUELTY

Terminal Nation & KRUELTY / The Ruination of Imperialism (CD) - ¥1,500
2022, Dead Sky Recordings [DSR-034]



以下レーベルレビュー

USアーカンソー州より鈍器のような重音をかき鳴らすヘヴィーヒッターTerminal Nationと、日本は東京より暗黒の極みへと邁進を続けるデスメタリックハードコアKRUELTYの極上スプリットが実現!
オリジナルはUS名門20 Buck Spinが仕切り、こちらはKRUELTYメンバー運営のDead Sky Recordingsによる国内盤である。

両者ともに隙のない名曲を用意しているが、Terminal Nationは前作1stフルレングスで見せたデスメタル路線を踏襲しつつも初期のパンキッシュな面を併せ持つ楽曲となっている。まさに”デスパンク”を自称するにふさわしい仕上がりである。ミキシングに、過去Gatecreeperなどのレコーディングを手掛けたRyan Bramを起用。モダンかつRAWさも失わない絶妙な仕上がりに。

KRUELTYは1stフルレングス以降の流れに沿いつつも、より大胆に展開しよりアグレッシブに攻める2曲を用意。突っ走るDビートから急転直下のビートダウンまで、あらゆるエクストリームミュージックを取り込みつつもしっかりと彼ら流にまとめた形だ。ミキシングにはこれまで同様Taylor Youngを起用した。

スプリットとしての完成度を高めるために、マスタリングは全曲まとめてUSハードコア/メタルシーン第一線のBrad Boatrightに依頼。世界レベルで戦うにふさわしいプロダクションとなった。
全5曲入り。通常ジュエルケース仕様。


- LINK - 



- 余談 - 
今年頭に行われたEUROツアーでは、移動中にバンが故障。(車が止まったというより、現地の運転手が危険を感じ運転をストップしたという話も)
それでもその危機を、何とかそれまでの現地でのコネクションを通じて回避。ツアーあるあるでもあり、今後更なる躍進が期待される彼ららしいタフなエピソード。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?