バカとブスこそ東大へ行け。病んでいる奴はボートレース場へ行け。

僕はボートレースが大好きです。
大学生の時からやっていて、東京に来てからは仕事にかまけて、ほとんどやらなくなっちゃったんですけど、最近またボートレース熱が再燃しています。

…と言っても僕なんて素人に毛が生えたレベルの知識しかないんですけどね。でも、そんな僕だからこそ語れるボートレースの良さを書きたいと思います。

詳しくなくても、初心者でも、ガチ勢でも、エンジョイ勢でも、北村寧々の顔ファンでも…人それぞれの楽しみ方ができるのがボートレースの良いところだと思いますし、そこに上も下もないと思っています。

ボートレースは友情を深める

まず、ボートは絶対にボートレース場で見た方がいいです。生で聞くモーターの音、たまらないです。それだけで不思議とテンションが上がってしまうものです。

そして絶対に友達と行くのをお勧めします。
点数を絞って分厚く賭けていた友達が見事に大外しして、落胆する友達を見てみんなで爆笑。

誰か1人が買っていた凄いオッズの舟券が、当たりそうになっている時に皆のテンションがどんどん上がっていくあの感じ。なんか、あの時間がとてつもなく好きなんです。

友達とウダウダ悩む時間

舟券の発売締切ギリギリまで「ここはイン逃げだ」「いや4の頭だ」「6は切っていい」「いや6は新田だから切らない方がいい」…あーでもない、こーでもないとワイワイ喋っている時間もなんか尊いんですよね

各場特有のグルメ

ボートレース場には各場それぞれ名物料理みたいなのがあって、それを食べるのも楽しみの1つです。おしゃれなカフェで出るような洒落たランチはほぼないですけど、もつ煮みたいなB級感のあるグルメが雰囲気あってまた良いんですよね。ちなみに僕は牛炊が好きです。

大声を出して選手を応援する気持ちよさ

やっぱり大声を出すのってスッキリするんですよね。僕も今週、クラシックの2日目を見に行ったんですが「毒島ぁ〜!!差せー!!!」と漫画の主人公かのような言い方で叫んでしまいました。仮に当たらなくても大声で応援する気持ちよさは好きです。

日常生活ではありえない程に感情を揺さぶられる

予想通りの展開になった時には「来たー!!」と叫ぶ。
買った選手が全然ダメだった時には「何やってんだよ!バカヤロー!!」と叫ぶ。
100倍以上のオッズが当たりそうな時には心臓をバクバクさせながら選手の名前を叫んじゃいます。多分皆さん行ってみたら大声出しまくりだと思います。
こんなにいろんな感情が動かされること、日常生活ではありません。

買った人の奢りで飲みに行く

だいたい友達同士でボートに行ったら帰りは勝った人の奢りで飲にいきます。
普段タメ口なのに奢ってくれるから敬語を使うノリをやったり、普段行く店よりいい店に行ってみたり、その日の感想を喋りながら友達同士で飲むお酒とご飯は美味しいです。大人になるとすぐ仕事の話や保険の話、ローンの話などリアルな話になりがちですがボートの帰りに、そんな現実的な話をする人はほとんどいません。

友達との尊くて楽しい時間が明日への活力になる

そして家に帰って思うんですよね。
「友達とワイワイやって、美味い飯食って、楽しい1日だったなぁ」と。
めちゃくちゃ気分爽やか。最高のリフレッシュ。

ボートレース場にいる時ってどんなに悩んでても、悩みが消えてるんですよね。レースのことしか考えてない。不思議な場所です。

そして「また友達とボートレース行くために明日から仕事がんばろう」と思うわけです。友達ワイワイしながらギャンブルに興じた時間は、他の何にも替えられません。尊い時間なんです。一生続く青春です。他に何も要りません。


嘘です。払戻金が欲しいです。お金です。お金が欲しいです。
桐生順平選手、次こそはしっかり逃げてください。

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