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認知症よ、さようなら!



 
 千里の道も一歩から。学校作りの為に脳機能を調べました。一般的な認識として脳細胞はある時期を過ぎると現象の一途を辿り、いずればボケると漠然と考えている人が多いかも知れませんが。

 脳にも全ての細胞の元となる幹細胞があり必ずしも認知症になるわけではないと改めて知りました。確かに、記憶力や思考力が弱くなる人は居ても認知症になる人はそんなにはいません。

 では、何処に差が生まれるのか。キーワードは廃用性萎縮です。使わないかったり、不必要な身体の細胞は萎縮するということです。身近な所だと筋肉などは、若い頃どんなに鍛えていても使わなければ萎縮していきます。この現象は筋肉だけでなく身体全体の細胞で起こります。

 さて、いかに効率よく脳細胞を使い萎縮(ボケ)させないか。脳領域は大きく三つに分かれます。脳幹、大脳辺縁系、大脳新皮質で血流は脳幹から順に流れ大脳新皮質へ行きます。大雑把な主な働きはそれぞれ生命維持、感情と欲望、理性と創造性です。

 鍛えていく順番は脳幹からであり、睡眠や食事など生活リズムを整える、そしてよく身体を動かした後に創造的活動に入る。その結果、脳全体を使う事となり、廃用性萎縮が起きないと言う事です。

 身体をよく使い、楽しいと思え月単位で続けられることを探しましょう!

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