大学芋をつくりました
昨日は、上の子の、中学校の三者面談の予定だったのが、学校の都合で延期になり、仕事も入れていなかったので、かなりのんびりな日になりました。
私と言えば、無職、無職と言えば、私、くらいに、私には働いていないイメージがあったと思います。私、いま、働いているんです。パートタイムで仕事をしています。
一昨日も下の子のことで中学校に行かなくてはいけなくて、昨日は上の子のことで、今週はあんまり働けないなと思っていました。シフトをたくさん入れたほうがお金はいただけるのだし、会社にも良い印象を持ってもらえます。だから、週に3回は入ろうと思っていたのですが、今週は2回です。
それが、三者面談が急に延期になり、あーん、シフト入れられたなと、嘆きたいような気持ちになりました。
延期の連絡が来たのは朝です。私の仕事は当日に飛び入り勤務できます。だから、「今日シフト入ります」と仕事に行くことだって可能なのに、私は何もせず、「あら休みになっちゃった〜」とのんきにしていました。
大学芋をつくろうと思った経緯をお話します。まず、時間に余裕がありました。
それから、大学芋ではなくても、この前買って来た芋をなんとかしなきゃとは考えていました。もともと芋煮をつくることは確定しており、あとは買った芋があるから、それを輪切りにしてグリルで焼くんでいいか……。料理の気合いは芋煮で使い果たすつもりでいました。芋が多くてすみません。大学芋の芋はさつま芋。芋煮の芋は里芋です。
でも、大学芋をつくろうと思いました。初めてつくりました。
さつま芋が溢れているところに、住んでいます。子どもが幼稚園に通っていた時には毎年お芋掘り体験があったし、さつま芋をいただく機会も多いのです。
「わ、嬉しい。大学芋しよ〜」と、よそのお母さんが言うのを聞いて、「大学芋? それつくったらもうご飯つくれないじゃん。もう夕飯大学芋じゃん」と思っていました。大学芋とは、そんなに気軽なものなのだろうか。じゃあ、餃子もちょちょいとつくるんだろうか。鯵の南蛮漬けも簡単料理の部類に入るんだろうか。
大学芋は、私にとって、いつつくればいいのかわからない、とても遠い料理でした。
醤油が多いだろ、と心配になるでしょう。いやいや大丈夫。あの甘みにはしょっぱみも大事なのです。(偉そうですがレシピ見てます)
さつま芋を揚げるのはあまり油がはねないです。近くに芋煮の鍋があったのに、鍋の側面は無事。揚げたら油のはねる野菜もあります。ししとうとか。ピーマンとか。
芋を触ると、揚がっているのかまだなのかが分かるという特技を発見しました。揚がった芋は菜箸の先で触るとカツカツとした感じ。軽さがあります。「俺、揚がってるぜ」と教えてくれます。
揚げ物が億劫なのは、油切りの網付きバットが原因思います。あれは洗うのが大変です。唐揚げしたりトンカツしたりする時は、バットを使うけど、端折りました。そしたらとても気楽です。
蜜を煮たてているところ。私はなんでもがんがん煮たてないと不安になります。味噌汁もカレーも麻婆豆腐も激しく煮たてます。焦げないように気をつけなきゃいけません。投げやりな私なら、ここで焦がすのです。でも今日は焦がさなかった。危なかったけど、大事にできました。
最後に投げやりが発動したのか、胡麻がドバっと入ってしまいました。投げやりなんじゃないです。出来上がったのが嬉しかったんだと思う。
子どもはかなり喜んでくれました。美味しいって。それはそうでしょう。さつまいもを揚げた上に、蜜を絡めたのだから。
洗濯物を取り込むのが遅くなりました。働くようになってから、取り込むのが遅くなり洗濯物が冷たくなることがあっても、仕方ないと思えるようになりました。夕日は西の、南よりの空に沈んでいきます。冬ですね。
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