月に一度ある連句の会。上の娘が、行ってみたいな、と言うので連れて行くことにした。前から、お子さん連れておいでよ、と言われていたのだが、あまり気が進まずだった。

毎回パンを買って行くので、途中いつものパン屋に寄る。時間があったので、イートインで休憩。子供はツイストドーナツ、私はシンプルドーナツ。あとは林檎ジュース。
帰りにパンを買って店を出る。

途中のコンビニでビールと氷とジュースも買う。

私は前回から捌をしていて(捌なのに酔っ払ったのかい)、今回も捌。二十四行の半分は巻き終わっていたので、あと半分。

娘「えー、連句なんてできないよできないよ。見学してちゃだめ？」

私「別にいいけど、少し手伝うし、やってみたら？」

娘「うーん、恥ずかしい……」

おい、どうして付いてきたの？と思いつつ歩く。

結果を言うと、十二句の中に二句娘の句を選んだ。
だって、小学生ってずるいんだもの。
まず、非常に平らな、邪気のない句をよみやがる。
だいたい大人は、すこし拗れている句をよみがち。
両者を連ねると、相乗効果で深みが増す、かも。

それで、まず一句、娘の句を選んだら、娘は俄然やる気を出し、今度はガツガツしてきた。

ガツガツしても、ダメな時もあるし、いいね！とされる時もある。自信がないものが、いいね！の時もある。糞つまんないのを出しちゃったと頭を抱えた句が、いいね！の時もある。

帰り道、楽しかった～、連句の人ってみんないい人だね、とか言って、娘はニコニコしていた。来月も行くと。
来月、私は捌ではないし、今回はみんな優しかった。
だから、どうなることやら。

娘を連れていくメリット
◎連句が学べる
◎良い体験させているのかなという私の満足
◎いろんな大人と接する機会(老若男女職業様々)
◎いろんなお話が聞ける

デメリット
◎あんまり遅くまでいられない
◎あんまり酒を飲めない
◎あんまりエロい句を出せない
◎あんまり死にそうな句を出せない

そんな感じでした。

ドーナツを持ってきてくれた方がいて、余りをお土産にと持たせてくださった。それから、小さいドーナツのお菓子を持ってきてくれた方もいた。
ドーナツ。