アンケート結果:「実需」とは?

お久しぶりです、@btc_dakaraです。
基本的にはツイッターにいて、ときどきアンケートをしたり、興味深い記事をいいねしたりリツイートしたりするんですけど、やっぱり数日すると忘れちゃったりするので、これからはこまめにnoteにでもまとめて共有しようと思います。

今回のアンケートはよく聞く「実需」に関するものでした:

圧倒的に「①決済や交換に利用されること」という回答が多かったですね。「②利用目的でホールドされること」が思ったより少なくて驚きました。

ちなみに、個人的に私は「実需」主義者ではないです。どんな理由であれ、売られるより買われるほうが多いならならそれは実需だと思います。
数式で表すなら 実需 = 買われる量 - 売られる量 かな。

この質問にはこんな回答もありました(ありがとうございます):

ブロックチェーン上の決済以外のアプリケーションの利用料としての需要が実需だ、という回答でした。確かにそういう側面も大きいですね。

「実需とは決済や交換に利用されること」と回答した方に、もう一つ質問してみました。

なんと、50人中47人が「実際に利用されることが大事」と回答。利用可能であれば利用が少なくても良いという回答はありませんでした。
私が選択肢をこのように設定した理由は、例えばとある小売店で仮想通貨Xで決済できるようになったとき、「できるようになったこと」がXの価値につながるか、「使う人が少なければそれだけではXの価値につながらない」のか、どっちの見方が多いか気になったからでした。仮想通貨の「実需」が決済にあると思う方の中では、使う人が少なければ意味がないという見方の方が圧倒的に多いようです。

「実需とは利用目的でホールドされること」と回答した方には、次の質問をしてみました:

これは意見が割れて面白かったです。具体的には、投資・投機目的でのホールドも「実需」に含まれるのかでおよそ半々に分かれました。

これは利用時にどのような形で利用されるかにもよる気がします。例えば、利用時に売却されるものであれば投機目的のホールドとほぼ同義かもしれませんが、利用時にバーン(破壊)されるものならば利用目的のほうが売りのない買いでネットワーク価値に貢献しているのかなとは思います。どのような利用のされ方を念頭に置いているかにもよって左右される質問だったかもしれません。
また、投機目的でのホールドにはBitMEXなどのイメージも強いですね。実際、現状では仮想通貨のアクティブユーザーは投機目的で保有するケースが多い気がします。いずれにせよ、保有目的によってそれが「実需」なのかどうか意見が分かれるのは面白いですね。また、回答率が100%オーバーだったので、皆さん一番意見が言いたいところなのかなとも思いました。

最後に、「私は実需主義者ではない」と回答を下さった方に、仮想通貨に期待する事柄を回答していただきました。

こちらも意見が分かれました。投稿した当初はほぼ「値動き・値上がりにしか興味ない」でしたが、その後「日常生活における利便性の向上」が逆転して一番多い回答になりました。また、25人中3名に「透明性の向上・トラストレスな仕組みの普及」に投票していただきました。(私のイチオシです。)

予想通りかもしれませんが、皆さんは仮想通貨・ブロックチェーンによって日常生活での利便性向上を望んでいるようです。用途によって親和性の差はあると思いますが、実感できる技術の進歩に参加したいという気持ちの表れなのでしょうか。

まとめ

「実需」っていう曖昧なワードが仮想通貨ファンの間ではよく「ある理由での買いは認める、それ以外での買いは実需じゃない」または「実需がきたらすごいぞ」、もしくは「実需がないからゴミ」みたいなニュアンスで使われることが多い気がします。個人的には、買う理由や保有する理由は人それぞれの自由なので実需ってワードがあまり好きではありませんが、そこに切り込むことで参加者が仮想通貨の将来に何を求めているのか、何を見ているのかが可視化できたいいアンケートだったと思います。ご回答下さった皆様、ありがとうございました。

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btc_dakara

ビットコインが好きです。「ビットコイン研究所」に寄稿してるほか、トラストレスサービス株式会社でBTCLogなどの開発をしています。 ツイッター @btc_dakara
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