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最近のインフレ つまり通貨安=円安に思うこと

日本の通貨安 つまり円安が止まらない

ついに
1ドル158円を超えてしまった

この原因は
日米の金利差だと一般的に言われている

その他にも
日本の構造的問題があるのだが ここでは そこに関してはお触り厳禁にしておこうと思う

書いてもキリがないし
正直なところ その辺りの事情に大変お詳しい有識者の投稿記事を読まれた方が良いというのが ワイの率直な感想なのである

どちらかと言うと
ワイの投稿記事は 経済金融の専門分野特化型というよりかは 経済金融ネタを中心とし ユーモアを織り込んだ時事ネタいじりに重きを置いている

そこが
ワイの主戦場だと自認しているのである

ワイ自身
それを書くのが楽しいのである

文字を起こす行為
つまり 文章を書くのは その時の自分の感情や思考を整理する上で とても役に立つ

だから
毎日 日記を書くのも その一環

1日の終わりに
その日あった出来事や その時の気持ちなどを全て吐き出しておく作業

それが
ワイにとって日記を書く意味なのである

人間 なんでも溜め込んではダメなのだ

ちな
興味があれば 3年日記を手に取ってみて欲しい ワイはそれを愛用している

では
話を本題へ戻すとする

現在
アメリカの金利は約5% 日本は約0%

どちらの通貨で預貯金をしておくのが 資産を増やす上で懸命な判断なのか?
小学生でもわかる算数の問題である

これから
短期的には 日本政府は為替介入を実施し 円高へふってくるのだろう

けれども
現状の金融政策 つまり国家間の金利差がある限り そう簡単に今の円安トレンドは変わらない

ワイはそう思っている

為替介入による一時的な円高は
世界中の人たちにとって 絶好の「円売りドル買いの場所」を提供してしまうだけなのだ

昨日4/26
日銀の政策金利が発表された

ワイの予想した通り 現状維持であった

そして
なんということか ついに その結果発表用紙がこの通りペライチ(紙1枚)になってしまったのだ…

引用元:日本銀行ホームページより

なんとも
薄味な仕様になってしまったことか

これまでは
最低でもペラニ(紙2枚)以上はあったんだけど…

もう
植田総裁も手を挙げてしまったのだろうか?

昨日4/26の会見でも
いつもの様に 声を震わせながら答弁をしていたのが印象的だった

「日本の財政はもう詰んでいるんだけど…」

総裁の心の叫びが ワイには聞こえてきた

市場関係者や専門家は
事前予想でこう話す方も多数おられた

市場に対して 日銀は何かサプライズを用意しているかもしれない

ひょっとしたら サプライズ利上げをするのではないか?

市場へサプライズを与えることで 現状の円安からの是正を図りにくるかもしれない と

けれどもだ
ワイは1つ思うことがあるのである

一体 日銀はどこを向いて仕事をしているのだ… と

ワイの職場にも
そういう腐り切った上司はたくさん存在する

その中でも
ワイの嫌いなタイプはこれである

自分より職位が上の人の前でええ格好しいのタイプの人

ワイも少なからず社会人としてそれなりに場数をこなしている
そして
その中で これまでにあらゆる人種を発見してきた

以下は
ワイのJTC勤務における生態系調査結果の一例である
まだまだ新種がいると思うが そこはワイの探検不足だと自覚している

声がデカい
実態つまり実務成績 いわゆるアウトプットが伴わない
部下の成果の分どり
ラグビー選手(誤解のないように補足しておく これはつまりボール(業務)を前に進めない人のワイなりの比喩表現である)
無駄に残業が多い
会議で発言せず 会議後に部下を捕捉して小言を言う
会議で上司が発言した内容を そのまま繰り返し発言する
上司が帰るまで意地でも帰らない
常にパソコンの前で何かをしている
媚び諂う(へつらう)のが大の得意

そして
そういう輩を発見する度に ワイはこう思うのだ
「おいっ お前らよ どこを向いて仕事をしてるんだ」

すまぬ ワイの実体験なんてどうでも良い

過去と未来 自分と他人
日々降りかかる事象を これら4つにカテゴライズ

その中で
他人はコントロールできない 自分の過去も変えることは出来ない 考えるだけ無駄 自分の未来(今自分が出来ること)にフォーカス

これが
煩わしいことの多い現代社会で 生きていく上で大切

精神コントロールはワイの習得スキルの1つなのだ

えーと 何を話してたんだっけ?
あっ そうだった

一体 日銀はどこを向いて仕事をしているのだ

ここへ話を戻す

ワイは思うのである
今の政府(政治家)や日銀はあまりにも自国民をコケにしていないか? 

政府や日銀として
「何も出来んのなら 出来ん理由を説明しろ」
「出来るけどやらんのなら それはそれで説明しろ」

これが
今のワイの正直な意見である

本来
政府や日銀が気を使うのは 自国民だろ?
なんで
サプライズ発表とかして 自国民まで巻き込む必要があるのか?

こう思うのは
現状誰も興味関心を示さないビットコインなる怪しいものを 毎日コツコツ変態的積立てをしている 世間の皆さんとは若干異なる思想を持ってしまったワイだけなのだろうか?

世の中の皆さんは何も思わんのだろうか?

けど一方で
日銀がこういうサプライズ的なことを検討しなくてはいけない理由を ワイは理解している

今の社会は
とにかくマネーゲームに染まり腐っているからである

だから
莫大な資産を運用するヘッジファンドといった海外勢の動向を 否が応でも気にしなくてはいけないのである

ワイは
以前から気になっているのだが

現状の資本主義経済は もう限界に来ているのではないか?
不換紙幣(=なんの裏付けもない法定通貨)で回る金融制度に歪みが生じてきているのではないか?

真面目にそう思っている

今の日本の財務状況が壊滅的なことは
ワイが現在進行形で連載中の創作物語「ビットコインしか勝たん!」で繰り返し登場してくるので 詳細はここでは割愛する

日本は
利上げをすればするほど 借金(赤字国債)の利払いが増加していくことは確定している

借金(赤字国債)の返済に充てる原資すら新規赤字国債発行で対応する日本

利上げによって生じる利払い分が 一体どこにあるのか?

これもまた
小学生でもわかる算数の問題である

どこにも
その原資はない だから さらに国債を発行し 借金を増やしていく

こんなことを繰り返し行っても「日本は財政破綻しない」

こう唱えるのが
現代貨幣理論(MMT:Modern Money Theory)を心酔する世の経済学者たちである

彼らの言い分はこうである
日本の国債(借金)の約90%を日銀含む日本の金融機関が保有している そして 彼らが一斉に国債を売ることはしない だから満期になった国債の返済 プラスその時に必要な利子の返済 つまりその都度それ相当額の新規国債を発行していけばいいだけだ」

一方で
アメリカの場合 国債の保有割合が アメリカが約47% 日本を含む他国が約53%保有している

だから
彼らは むしろ「アメリカの方が危険だ」と言っている

それはなぜか?

それは
「他国によるアメリカ国債の一斉売り浴びせである」

国債が売られると 国債の価格は暴落し 金利は暴騰する

これが
金融の仕組みである(ここでは複雑な式は割愛しておく)

そうなると
アメリカが抱える借金の利払いも 急激に増加することになり 慌ててドルを新規に増やして つまり新規国債を発行して対応せざる追えなくなる

ドルの量を増やすと ドルの価値は低下する

ワイは
彼らの言っている意図は理解できる

まず
日本の場合
どこの金融機関も自国を破滅に導くような国債の売り浴びせはしないだろう それは分かる

けど
その代わり どんどん借金は増えていく 言い換えると どんどん円の供給量が増えていくってこと

つまり
インフレである

ワイの記事では 何度も復習の意味で出てくるが
インフレとは
「モノの値段が上がることではなく 通貨の価値が低くなること」である

一方で
アメリカの場合 日本とはまた状況が異なる

現在
中国やロシア 更に中東やBRICS諸国が 米ドルから距離を取ろうとしている

その一例が
ペトロダラー(原油決済に使用される米ドル)からの脱却である

国際ルールで
原油の取引には米ドルが使用されることが決まりであった

それを
最近では 中国の元やロシアのルーブル インドのルピーなど 各国が自国の通貨で決済をしようとしている

そうなると
世界中で崇拝されていた 基軸通貨の米ドルとしての人気需要は衰退していく

では今後 米ドルの代わりに
中国の通貨「元」を保有したいか?
ロシアの通貨「ルーブル」を保有したいか?
はたまた
インドの通貨「ルピー」を保有したいか?

個人的な意見だけど ワイはこう考えている
「どこの国も そうは思わないだろう」

理由は1つ
それは「信用できない」から

これまでは
世界中 どこを旅行しても 米ドル紙幣は威力満点だった

学生時代から海外旅行が趣味だったワイは
それを身をもって体験している

どこの国の両替所でも 必ず米ドルを一番に取り扱っていた

世界中 どこの人々も
喉から手が出るほど欲しい通貨 それが米ドル紙幣だった

なぜなら
彼らは「米ドルに価値がある」と認めていたから

米ドル それはつまり アメリカという国家に対する信頼があったから

実際には 人々はそうは思っていなくても
不換紙幣の米ドルを信頼するということは それはつまり 言い換えると それを発行している国家を信頼していることになるのである

ところが
そんなアメリカも 現在は財政難でもがき苦しんできている

その発端となったのが
2008年のリーマンショックや 2020年のコロナショック時に行った大量の米ドルのバラマキである

この紙幣のバラマキという愚策は
通貨(貨幣)が崩壊していく過程で避けては通れないイベントなのである

今のところ
世界各国がこの貨幣の歴史通りことを進めている とワイには見えている

まさか
自分が生きている間に歴史の教科書で出てくる様なビッグイベントを現在進行形で経験することになるとは夢にも思っていなかった

だから なおさらなのか
貨幣の歴史を読んで学んだワイは真面目に今こう思っている

「不換紙幣で回る現在の金融システムは もう限界に近づいているのではないか?」

不換紙幣 それはつまり なんの裏付けもない国家の信頼という名の下で発行される紙幣

そして
その弊害として生じている よく分からない二国間の信頼の強弱で決まる為替相場

各銀行では
為替取引き担当者(ディーラー)がいるが 正直なところ 為替取引は何も生み出していない

これは
ワイの勝手な意見であることは了承頂きたい 別にディーラーに対して敵対意識を持っている訳ではない 素直な意見である

為替取引を行うことで
今の世の中が少しでも便利になることはない

ただただ
二国間の通貨を両替している行為である

一体
その生産性のない行為に何の意味があるのだろう?

こういう
何の生産性もない仕事が仕事として成り立つのは
各国がそれぞれ裏付けのない法定通貨を扱う様になったから
である

かつての
金本位制の時代 裏付けは希少価値のあるゴールドだった

世界中
どこへ行っても ゴールドの価値は同じだった

1gは1gの価値

その時代へ
これから原点回帰していくのではないか? ワイはそう考えている

けれども
当時と違って これだけ技術が発展した現代社会

ぶっちゃけ
ゴールドは偽造が容易である 中身に安い金属を混ぜて薄めることも簡単である

だから
ワイみたいな素人には 金塊が本物かどうか 見分けは当然つかない

じゃあ
鑑定士にお願いするしかないよねって?

その鑑定士が 実は詐欺師で嘘をつかれたら?
それを信じて 偽の鑑定書をゲットして 後に詐欺だと気づくかもしれない

仮に
購入した金塊が本物だとしても 結局のところ 自宅で管理は困難 いつ盗難のリスクにあうか ヒヤヒヤモノである

そして
金塊という物理的制約がある為 それを海外へ持ち運ぶことは難しい 必ず 空港の検閲で引っかかるからだ

つまり
昔の金本位制時代にそっくりそのまま回帰することは 今の時代 不適だと
ワイは思っている

いつの世も
新しく便利なものへ移行していくのが常なのである

じゃあ
それに代わるモノ
例えば そうだな…

希少価値があって 詐欺に遭うリスクが少なくて
世界中どこへも持ち運びができて 世界中の人々が同じ価値を共有できるもの

そういう便利な何か 今の世の中にないかな?

そして
もちろんだが 金塊のように「価値の貯蔵」として適切な何か?

こういうことを
総合的に考えた結果 ワイはビットコインを選択し いつの頃からか 変態的積立てを毎日コツコツ継続している

ブロックチェーン技術により改ざん不可能な為
騙されるリスクは非常に少ない

非中央集権の為
第三者に依存しない それはつまり国家や銀行や会社組織等のどこの誰の信頼も必要としない

電子データの為 世界中スマホで持ち運びが容易

発行上限がある為 デフレ通貨である

そして
1BTCは1BTC 0.1BTCは0.1BTC 0.01BTCは0.01BTC 0.001BTCは0.001BTC
世界中どこでも同じ価値を共有できる

復習になるけど
デフレ通貨とは「世の中のあらゆるモノに対して 価値がどんどん高まっていく通貨」のこと

今でも
ワイはふとした時に 財布から日本銀行券 つまり千円札 5千円札 1万円札をそれぞれ取り出し ベランダで 各紙幣を太陽にかざしながら ぼんやりと眺めるのだ

梅昆布の粉末を混ぜた温かい白湯を飲みながら ぼんやりと…

別に
紙幣の透かしをチェックして 日本の紙幣偽造防止技術の進化に感動している訳ではない

それらの紙幣…
元々は ただの紙である そこに異なる数字がプリントされているだけ

皆さんはご存知かもしれないが
1万円札の製造コストは約20円

繰り返すけど
ただの紙に1万円という数字が書かれただけ

「ただの紙に1万円と書かれた紙」
世の中の人たちは 1万円の価値があると思い込んでいる

例えば
こう考えるとどうだろう?

もし
仕入れ原価が1個20円の品物を その500倍の1万円で間違いなく売れる そういう商売が成立するなら あなたならどうする?

ワイなら
有り金の全てを使って その1個20円の品物を全力で仕入れる

「坊主 丸儲け」とは まさにこのことを言うのかもしれない

だって 500倍で売れるんだから

これが
通貨発行益(発行権)(専門用語:シニョリッジ)と呼ばれる「商売」である

もう読者の皆さんはお気づきかもしれないが
現在 この商売を行っているのが 各国政府である

そう考えると
今ワイらが毎日使っている紙幣(お金)という存在に 少しは疑問を持たないだろうか?

皆さんも
お時間のある時に 一度 各紙幣をぼんやりと眺めてみるといいだろう
ベランダで太陽の方へ紙幣をかざしてみて見比べてみて欲しい

一応
注意点を先に言っておく

ワイが何度も「ベランダで」と強調しているのには理由がある

それは
公共の場 例えば街の公園や洒落乙(シャレオツ)なカフェの中でその行為をやっていると 頭のイカれた変態だと思われるからである

くれぐれもそこだけは気をつけて頂きたい

けれども
そうやって各紙幣を見比べていると ワイみたく ん? と違和感を感じる瞬間が生まれるかもしれない

そして
その少しの違和感が 新しい一歩を踏み出すきっかけとなる

それはつまり
これまで当たり前だと思っていた物事を ひょっとしたら当たり前ではないのかもしれない と疑い始めるのだ

そうすると
今まで何の疑問も持たず 当たり前に考えていた物事が 180度異なって見えてくる

ワイの思考領域がまさにそうなのだ

一体
異なる数字がプリントされたただの紙に 果たして なんの価値があるのだろうか? と

何がきっかけだったんだろう? それは忘れてしまった

けど ワイは思っている
「これから 遅かれ早かれ 世の中の人たちは この違和感に気付き始める」

貨幣の歴史を辿ると
最終的には
どこの国もインフレ つまり自国通貨安のスパイラルに陥る

まさに今
日本円がそれに直面している しかも これはまだ序章に過ぎないと ワイは思っている

野球に例えるなら 1回の表である
ゲームはこれからである

そして この先
これまで世界の基軸通貨として君臨してきた米ドルまでを 世界の人々が懐疑的な目で見る様になってきた時

そう まさにその時こそ
ワイが心酔するビットコインの本領発揮なのである

ソフトマネーからハードマネーへの原点回帰

そのタイミングは もう既にひたひたと忍び寄っているのかもしれない

誰にも依存しない
発行上限が決まっている
世界中で同じ価値を共有出来る

それが ビットコイン

いずれ 世界中の人たちが
今の日本円みたく 無限に刷り放題の自国通貨への信用不安から 誰にも信頼をおかなくていいビットコインを買い集め始めるのではないだろうか?

「信頼していた国が発行する自国通貨を信用できなくなった結果 誰も信頼しなくていいビットコインを信用する」

なんとも逆説的な表現だけど
これからそうなると サイコパス思考の境地に立ってしまったワイのスカウター もとい sixth sense(第六感)がビビッと反応している

今はまだ
ほんの序章に過ぎない

その小さな波が やがてある境界を超えた瞬間
そこから
巨大な津波の如く 世界を飲み込んでいく

それはまるで
2000年代にスマホ(アイフォン)が世界中を席巻した様な一大ムーブメントになるだろう

そういう未来
ワイはもう「不可避の現実」だと思っている

しかも
それは意外に近い将来かもしれない

けど
もしそうならなかったら?

そうならずに
この先も 何の裏付けもない不換紙幣(=法定通貨)で 世の中が成立していたらって?

結局のところ
そうなったとしても 不換紙幣であるドルや円は無限に刷られ続けるしかない そこは疑いようのない真実である

だから
希少性 資産性のあるモノ 例えば株式 不動産 ゴールド もしくはビットコイン…

その他にも色々あるかもしれない

けれども
何の裏付けもない法定通貨建ての預貯金以外に
何かを長期積立&保有しておくことが これからの時代 ますます大切になってくると思っている

以上

最近のインフレ つまり通貨安=円安に思うこと でした

では 皆さん 今日も良い1日を


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