もし不幸の思考ループにハマってしまったら

たまには雑記でも。

今朝あたり、少し鬱ムーブになっていた。

なぜか夢でうなされ、起きると会えない息子のことが気になる。(僕は離婚している)

この世で一番不幸な人間だ。なんてアンラッキーなんだ。

そういうループに入ってしまうと、なかなか抜け出すのに苦労する。

長い目で見ると、不幸な出来事っていうのはその人を強くする要素になっているという観点がすっぽり抜け落ちちゃうんですね。

たとえ話をしましょう。AさんとBさんというスポーツ選手のお話。

Aさん:ずっと連勝をしているスポーツ選手。とにかくスポーツが好きでのめり込んでいるうちに強くなり、試合でも負けなし。そんな状態が数年続く。

Bさん:若いときにスポーツ選手を志す。しかし上には上がいるもので、なかなかプロにはなれない。才能に恵まれなかった、と嘆く時期。さらには怪我も重なりついには夢をあきらめることに。

ぱっと見、Aさんの方がきらびやかで充実した人生を歩んでいるように見えます。でもこれは人生の一時期の定点観測に過ぎないんですね。

その後の人生を見てみましょう。

Aさん:現役時代の評判と人気を買われて監督になる。自分のように練習すれば絶対に勝てるはずという強い思いから選手に厳しい指導を行うも選手がついてこず、ケガ人も続出。チームは波に乗れず。ついにはパワハラで訴えられてしまう。

Bさん:自分の夢はあきらめたが次世代に夢をつなぐために指導者に。自身の失敗から謙虚な気持ちで指導方法や科学に基づいた研究などを独学で勉強し知識をつける。日本一の指導者になるという新しい夢をみつけ、選手一人一人にあった練習方法を行う。選手のモチベーションはあがり、高校の大会で日本一に。手腕を買われてプロチームの監督になる。

いや、これは私(筆者)のさじ加減でしょ?と思われるかもしれません。でもこういうことが起きるのが人生です。

何が言いたいかというと、もう少し長い目で見てみましょうということ。その視点があるかないかで、一時期の不幸でどつぼにはまるか、じっと耐えて時風が変わるのを待てるかで変わってきます


僕の場合、どん底におちた経験があるからこそ、どん底から上がる方法も言語化がある程度できる。不幸を経験しなかった自分よりも、強くなっていると今は言えます。

そんなお話でした。

まぁ、日光浴びてからひたすら寝るのも一つの手です。

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