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映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』

ようやく観ましたー!『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』!!ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドはこれにて見納め。ダニエル・クレイグのボンドは本当に好きだったので終わっちゃうのが残念…(;_;)

ダニエル・クレイグの007はおおよそ映画館まで観に行きました。コロナのことがなければ今回のも当然映画館に観に行ったのですが、それだけは心残りです…。最後にしてちょっと意外な展開をみせる作品となりましたが、まずはビリー・アイリッシュの歌う主題歌が良かった!007シリーズはオープニングも見どころの一つなのです。

あとはネタバレにならない程度の感想をば。今回、ボンドがとある家を訪問するときに普通にインターホンの画面に映るシーンがあるんですね。本当になんでもないシーンなんですけど、私はそこがすごく面白かった。だって大概ボンドが誰かを訪ねるときはまともに玄関から入ったりしないし(^-^;ドアの鍵を銃で壊したり蹴り開けたり、あるいは裏側から侵入したり…相手にとってボンドはおおよその場合において招かれざる客だから当然といえば当然なんですけど(笑)

続いて俳優さんについて。前作に引き続き出演しているキャラが多いので、この作品は前作のスペクターを観てから観るとよいかもしれません。ボンドの恋人を演じたレア・セドゥはフランスの女優さんだけどハリウッドの作品にもよく出てきます。何年前かな?ルイ・ヴィトンかどこかのお店のショーウィンドウにモデルとして使われてるのを見て「あっ!」と思った記憶があります。眼差しが印象的な女性。

(↑写真はスペクターでのレア・セドゥ)

そして『ボヘミアン・ラプソディ』でフレディを見事に演じたレミ・マレックが悪役で登場。007は悪役もまたボンドガールと同じように重要な立ち位置を占めていると思います。カジノ・ロワイヤルで悪役を演じたマッツ・ミケルセンはその後ハリウッドの作品にもよく出るようになったし。007ではないですが、アラン・リックマンもかつて『ダイハード』で印象的な悪役を演じてました。悪役を魅力的に演じられる俳優さんが私はやっぱり好きです。

そして今回ボンドガール的な立ち位置の女性は二人。まずは007がリタイアしてる間に007のコードネームを引きついだ女性ノーミを演じたラシャーナ・リンチ。ボンドガールというよりは完全にボンドをライバル視する男前な女性をカッコよく演じています。ボンドガールとして黒人女性が出たことはなかったそうでそれで話題にもなりました。

あともう一人は新人のエージェントとして出てきたアナ・デ・アルマス。ダニエル・クレイグとは初顔合わせではなく、『ナイブズ・アウト』で共演済み。胸元が大胆にあいた美しいドレス姿で作品に華を添えます。

最近だと『キングスマン:ファースト・エージェント』で身体をはった演技を見せたレイフ・ファインズも前作から引き続き登場。彼が出ると作品が引き締まる感じがします。

ということで最後に予告編。

次のボンドが誰になるのか気にならなくはないですが…なかなかダニエル・クレイグを超すボンドを発掘するのは難しいんじゃないかなあ~、現時点では。物語がちゃんと終わった作品を人気があるからと続編作るとだいたいショボいことになりますが(具体名は言いませんけど)、007のようにざっくりした設定のみが決まっているシリーズものは楽しい。これからも末永く続いていって欲しいです。

(文中の写真は映画.comから引用しました)

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