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想い

ジョングク。

22年生きてきて、2人目の推し。


飽き性の私が、
アイドル嫌いの私が、
初めて心の底から好きになったアイドル。

私のいちばん好きな人。

ううん、好きな人というより憧れ。



届かない距離をいいことに、


私たちオタクはいつも勝手なことが多い




勝手に好きになって、

勝手に感情に任せて「だいすき」と口にして、

勝手に自分の「生きがい」にして、

勝手に貴方の少しでも力になりたくて、

勝手に貴方の笑顔を守りたくて、




そうやって壊れないようにそっと、

貴方へ抱いた淡い気持ちを必死に守り抜いている


こんなに貴方を大切に思ってしまうから

その分、色んなものへの怖さがある


貴方を好きでいるには付帯するものが多い


存在を必要とするときに必然と出会い、

貴方のおかげで強くなろうと

足場の悪いぬかるみで踏ん張り続け、

いつしか貴方の助けが要らなくなる時が

私にも訪れてしまうのだろうか




簡単に「好き」と口にできてしまう

この推しとの距離の遠さにほっとする日もあれば、

歯がゆい日も多かったりする

そんなに綺麗な瞳で貴方は世界に何を見ているの?



私にとって推しとの出会いは

神様がくれた「救い」そのものだ


ジョングクと出会わなかったら、

今も私はきっとこの世界に散りばめられた

たくさんの小さな奇跡に気づかなかったんだろうな

葉末の露がきらめく朝に何を見つめる子鹿の瞳





宝くじで1等を引き当てたような

特別大きい変化はない


ひとつ確実に言えるのは

日常の中に小さな喜びを見つけられるようになった



例えば、




空がいつもより少し澄んでいる気がした


頬を撫でる空気がいつもより少し心地よかった



それだけ?と思われてしまうかもしれない。

うん、それだけ。

でも、その「少し」の意味は

私にとってひとつひとつとても大きかった



自分ひとりで、2本の足で歩み続けていくには

この世界は広すぎる



少しだけ、何か一つだけ、

貴方の存在を知っているという確かな事実があれば

この弱くて無力でちっぽけな自分も

幾分か好きになれそうな気がする


まだまだこれからも

強く地面を蹴ってまた歩いていける気がする



私にとって推しはそういう存在。


貴方の存在の形は優しさそのものから、

少しの豊かさを

少しずつ、その時に必要な分だけ、

親切に分けて与えてくれる



そして本当の豊かさは

既に私の手の中に在ることを教えてくれた


当たり前なんて、何一つない。

だから「ありがとう」は漢字で

「有難う」と書く



たくさんの人の想いが折り重なる今日も、

「当たり前」のフィルターを通してでは

見えないものが多いし、信じられるものも少ない


そんな気がする。



_推しであり恩人である貴方も生きる同じ今日だから_



自分にそうやって言い聞かせて、

明日も私たちは推しに背中を押されながら

自分を奮い立たせていく



最後までお付き合いくださった方々、

ありがとうございました。

どうかあなたの大切なものが

今日も守られますように

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