【Bリーグ】宇都宮ブレックスvs琉球ゴールデンキングス開幕戦展望
■B1 第1節 宇都宮ブレックスvs琉球ゴールデンキングス (@ブレックスアリーナ宇都宮)
GAME1 10月3日 15時5分Tip-off
GAME2 10月4日15時5分Tip-off
3月15日以来、約半年ぶりにBリーグが帰ってくる。
開幕節で最も注目を集めるのは、やはりアルバルク東京vs川崎ブレイブサンダースの先出し開幕戦だろう。しかし、宇都宮ブレックスvs琉球ゴールデンキングスの好カードも忘れてはならない。
宇都宮は昨季31勝9敗と好成績を残し東地区2位(1試合は中止となりましたが)。対する琉球も27勝17敗で、西地区首位に輝いた。
各チームのオフシーズン動向
宇都宮は昨季も主力として活躍した遠藤祐亮やライアン・ロシターが残留。これに加え、琉球から走力のあるジョシュ・スコット、海外リーグからウイングマンのL・Jピーク(未合流)を獲得した。
対する琉球も並里成や岸本隆一、リバウンド王のジャック・クーリーとこちらも今季も安定した成績を残せるだろう。さらに新潟アルビレックスBBから今村佳太や富山グラウジーズから船生誠也を獲得し、初のリーグ制覇に向け余念がない。
若手の台頭?
宇都宮のプレシーズンを観戦し、特に筆者が印象に残っているのは、テーブス海だ。スキルを生かしたボールハンドルはもちろん、キレキレなドライブからシュートやキックアウトとオフェンスに関しては申し分ない。プレーシーズンゲームでは堅守も披露し、経験を積むことでスタメン入りも見えてくるだろう。
琉球の注目株は今季から加入した今村佳太だろう。昨季は新潟でエースとして活躍。1試合平均10.9得点、3.4リバウンド、2.7アシストとマルチな活躍が光った。2020年2月16日、vsアルバルク東京戦では王者を相手にキャリアハイとなる27得点をマークしたことも記憶に新しい。
開幕戦の展望
両クラブのファンが注目するのは、やはりジョシュ・スコットだろう。琉球でも“走れるビッグマン”として強烈なインパクトを残した。琉球は、外国籍選手は未だ入国できていないものの、ジェイソン・ウォッシュバーンを追加契約ルールを用いて契約。Jウォッシュと“重戦車”クーリーの2選手がインサイドに君臨する。宇都宮のロシター、ギブス、竹内公輔、スコットという強力なインサイドに対し、琉球はどのように対抗するのかも注目点の1つだ。
また、テーブスと並里のアメリカを経験した2人の対戦も注目点の1つだろう。“宇都宮の新星”か“琉球のファンタジスタ”かーー。
宇都宮としては昨季開幕戦で川崎に連敗しただけに、今季は連勝で好スタートを切りたいだろう。琉球も悲願のBリーグ制覇に向け難敵を倒し、勢い付きたいところだ。
10月3日、ついに5季目のBリーグが始まるーー。
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