医者と結婚したい人にとって、結婚は一つのゴールであり通過点です。出会い、交際して、結婚し、その先には幸せになることを思い描いているのではないでしょうか。

今回は出会ってから交際して結婚につなげ、その先に幸せになるための大事が心構えのようなものについて書きます。

結論を先に言いますとそれは

「待てること」です

どういう意味でしょうか

医者の働き方はいくつもありますが、一般的にはとても忙しく休みは少ないです。

結婚を考える若手医師の頃はとくに、日曜日も病棟に顔を出したり、当直やその他のアルバイトがあったりします

夜中に呼び出しがあったり、重症患者さんを抱えているときは何日も病院に泊まるということもあり得ます

病院ではお盆休みはないところが多く、ホワイトな職場を除き長期休暇はそう簡単には取れません。

よって出会えても、デートができるのが何週間も先であったり、交際してからも月に２回くらいしか会えなかったり、約束していても急変対応でドタキャンになってしまうこともあります

結婚してからも家に帰るのは遅く「なんだか母子家庭みたい」と嘆く奥様もいます

長期休暇が取りにくいので、旅行に行くことは簡単ではないどころか旅先で呼び出されて夫だけ先に帰った話も聞いたことがあります

患者さんのためなので仕方ないのですが、交際している女の人は大変ですよね・・

自分もデートの約束をしていたときに、直前に患者さんが急変してドタキャンしたことがあります

あとで「私の休日を返して！」と怒られました

自分としては仕事を頑張っているだけですし、仕方がない理由なのでそれで怒られるのは腑に落ちなくて気持ちが冷めてしまいました

この出来事だけが理由ではありませんがその人とはお別れしました

交際して結婚してと長い目でみると、この辺りの働き方には理解がないと難しいと思います

また付き合い方として、付き合ったら週に何度も会うのが当たり前という感覚だったらなかなかきついでしょう

医者との結婚に魅力を感じていたとしても、寂しがりの人には結婚生活はしんどいものになるかもしれません

ぽっかり予定が空いたら、少し寂しいかもしれませんがそれでも「まあしょうがないか」と切り替えられる人は交際も続けやすいでしょうし、幸せ度も高いと思います

個人的には、ぽっかり予定が空いてもそれを埋められる手段がある人が強いと感じています

例えば映画が好きな人だったら「予定が空いたから見たかったNetflixを見よう」とか本が好きな人だったら「まだ読めてない本を読もう」とか

別に他に漫画でもなんでもいいのですが、予定が消えたら消えたで切り替えて、家で一人で時間をつぶせることができる人は強いと思います。

外でする趣味だと、出かけた時の孤独感を感じやすく、例えばテニスのように一人ではできないものだったりするとストレスがたまるかもしれません。

家でひとり没頭できるものが一つでもあれば何でもいいのですが、

自分だったら本を選びます（理由はまた他の記事に書きます）

基本的に医師は忙しく、急な呼び出しもあるので待てることや切り替えられることは、結婚してからも大事なスキルです。

医者としても待たせていることには引け目を感じているので、キレられるなどで追い打ちをかけられるのは辛いと感じるでしょう

「当直中に何度も連絡くるのが辛い」

「仕事とデートで忙しくて自分の時間がない」

なんて話も聞いたことがあります

「寂しかったけど、家で本読んで過ごしたから大丈夫だよ」と言うような

心の安定した女性には魅力を感じますし、医師としてももちろんドタキャンの罪悪感はあるので「次は頑張ってエスコートしたい」と言う気持ちになるでしょう

患者さんの都合で、デートができなくなるのは誰が悪いわけでもありません

寂しさや怒りなどのはけ口となるものを見つけていくと、結婚してからも幸せ度が高くなるのではないかなと思います。

以上、今回の要点は「待てる力」でした

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