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読む理由:おもしろいから

ハマトン「知的生活」が届いた。早速読みはじめている。かなり分厚いので、読み進められるか不安だった。でも少しずつ読めている。というか、ページに文字が詰まっているにも関わらず、けっこう速いペースで読める。

おそらく語り口調で書かれているからかもしれない。すべての章が「手紙」のかたちで書かれている。また「ですます調」ということもあって、少し説教くさかったりしないかと思ったけれど、そんなことはなくて自然に話しかけられているように感じる。

古典といわれる本ということもあって、じっくり線を引きながら読もうかとも思ったけれど、そうすると読むスピードが遅くなって、読み切る前にあきらめてしまいそうだったので、書き込みは全くしていない。また読み直す機会があればそのときに書き込みをしようと思う。

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全体的に「なにか大きなことを成し遂げたい人」向けに書かれている印象がある。自分にはそういう成し遂げたい何かはあるのだろうか。ぱっと思いつかない。そうなら、この本を読んでも役には立たないのでは、とか少し思ったりする。

それなのになんでコツコツ読んでいるかというと、結局のところ「おもしろいから」ということに尽きる。やっぱり古典だけあって文章がうまいのだな。古典だから読みづらいということは、必ずしもないらしい。