2018/08/01 ステルス東京

年に数回、息子を都会へ連れて行く。久しぶりに会いたい友人知人ともニアミスしているだろうけど、ステルスモード。息子は衣を着ていない父ちゃんをどう思っているだろう。どこにいっても本屋さんに行く人、カレーしか食べない人と思っているかもしれない。

地方と東京の二箇所での生活がある人はみな実感していると思うが、とにかく東京は歩く街。地方、田舎での生活は車があるので意外と歩いてない。東京はまあとにかく歩く。色んな意味で歩かせる。そして一番歩くのが地下街。

お気に入りは東京駅地下街(大手町・丸の内・日比谷・神田)と新宿駅地下街。沢山の人が戦闘モードで闊歩している中を、ラフな格好で二人で歩く。出勤ラッシュ、帰宅ラッシュの時間にあえてぶつけて。中央線や山手線にのって休憩。仕上げは黒湯銭湯。

行き交う人達とすれ違いながら、普段は見ることのない景色を今から見ておいてほしいし、何かを感じてほしい。この非日常を自分も体験したいと思うのか、これはいいや、と思うのか。僕はというと、懐かしい思い出や今の自分とのギャップを楽しみながら歩いている。息子の将来も重ね合わせながら。宗教的に枯れているこの地で自分には何ができるだろうか。

五感で感じる喧騒。こういう場所でしか思いつかないことがある。いろいろと新しいことにチャレンジしているが、ほとんどのアイデアは東京の地下街を歩いているときに生まれたものだ。

このごろは、東京オリンピックに向けて少しずつ空気が変わってきているように感じる。大阪ミナミみたいな日本人おらんアジア感ではなく、日本人も含めてとにかく人が多いことが東京らしい。日々の暮らしに関して言えば、2020後の悲壮感は脇において、いまは2020に向けて盛り上がっていこうや、という感じだろうか。

また東京?東京はもう飽きた、都会はもういい、秋田の国際教養大学に行きたい、海外に出たい、関西で起業したい、いつの日か、自分には思いもつかなかった人生の相談が聞けるといいな。たぶん東京にいっちゃうんだろうけど。東京から戻ってこないんだろうけど。

東京から京都に向かう新幹線より


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坊さんが経をこいた

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