見出し画像

「友達同士で起業は失敗するからやめとけ」って言われた時、「全員で石食ってでも続けたる」って決めた。お前らの夢は今も続いてるぞ。



今日2022/06/01で株式会社TRYBEの設立からちょうど1年半。

2年前、お金も知識も人脈も何もなかった。
1度だけ話した事のある友達のSNSに反応してデニーズに集まった。
その時、初めて会った同い年の学生達は今、経った二年で家族同然どころか本当の家族と思ってる。
不思議で不思議じゃない。ビジネスコンテストに出てみよう。そんな始まりだった。

なにもしたことがない大学生が1か月、初めて人生で誰よりも頑張った、やり切ったと思える時間を過ごした。(山本は今でもこれが人生で一番頑張ったことだと思う。)
結果は4位、賞金獲得。
唯一の1回生チームで他は全チーム大学院生、
審査員の知り合いのようだった。十分すぎる結果だった。でも、初めて心から悔しいと思えた。今まで受験も全部どこかさぼりがちで全力でできていなかったから。(マミーパピーごめんなさい)

話したかったのはそこじゃない。
今でも鮮明に覚えてる。
横をみても誰一人喜んでなかった。チーム全員。思い返せば、それが一緒にいたいって思い続けている感覚かも知れない。(生意気になんで1位じゃなかったか聞きにいってた勢いは今は見習わないといけない)

そこで生まれたチームは終わるはずが、クラウドファンディングをしてみることに。人狼コロシアム(ボードゲーム)の商品化プロジェクト。
コロナで暇だったからなぁ。2番目に頑張った事かも。準備に全てを捧げた。いつの間にか応援してくれる人が増えてきて、手伝ってくれる仲間がいっぱいになって。芸人さん、ボドゲカフェの代表さん、女優さん、俳優さん,Youtuberの人にまで応援してもらった。

いつの間にか、自分たちだけのプロジェクトじゃなくなっていた。出会って数か月の友達と、成功のために朝まで議論して、迷って、疲れて、頑張って、延期しての5か月を終えて、ついにクラウドファンディング開始。
2時間で100%。最後は393%453人の方々に支援してもらえた。
正直、Web上で数字が増えていくだけだったから、実感はほとんどないに近かった。
でも、ZOOMでクラファン終了のカウントダウンを終えたとき、初めてみんな目が涙ぐんでいたのは今でもいい瞬間だったと思える。

その後、夏 結果的に起業を決めた。
3日間血が出るほどのスケジュールが組まれた某大学主催のプレゼンプログラム。
正直、二度と出たくない。伝わらないと思うけど本間にきつかった。それを乗り越えたから決められたのかもしれない。

正直、当時は起業が何か分かってなかった。
でも、「やってやろう、こいつらと一緒に面白いことだけして生きていきたい。」
これだけは絶対的に自信を持って言ってた。

だけど、そこで刺されるように言われた。
誰に言われたかはもう覚えてない、でもはっきり言われた。
「友達同士で起業は失敗するからやめとけ。」

リスクを指摘してくれたのだと今は思う。
反骨精神で動じないふりをしたけど、
携帯で 友達 起業 失敗  起業 大学生 倒産で調べてた。一応念のためになって言い聞かせて。

そこから今まで、正直全くもって順風満帆ではなかった。うまくいっているようで、行ってないこと。今は一緒にいないメンバーだっているし、就職を選んだメンバーだっている。(全員迎えに行くのが自分の中のミッションでもある。)
本間に泣いたことも全員あると思うし、こけてばっかりと思う。それは表には見えないだけで他の企業、友達もみんなそうだと思う。

そんな中で、起業する前の深夜、車の中で熱い話をしてる時に、
「友達同士で起業は失敗するからやめとけ。」

に対して誰かが言った

「石食ってでも俺らは続けたろうな。」

その言葉は
「大好きな友達と大好きなことのために生きていく」ってばかにしてしまいそうで、何をしてでも手に入れたい夢を俺たちに背負わせた。

2年前の自分らに
「お前らの夢は今も続いてるぞ。」
って言いたかった。

そして、僕らの会社はTRYBEといいます。
TRYBEの周りには今、沢山の学生仲間、先輩方がいます。いつもありがとう。

もう一つだけ。
本間におこがましいし、まだ設立1年半やけど、
仲間達とこれから関わることになる仲間たちに
「夢はあるぞ、夢みるのは悪くないぞ。」
って言いたかった。

夢をみるって言葉をダサいって思って
逃げてしまう自分に、
でもその夢が見たい。って正直になれる社会を創りたいし創って行きます。

べらべらと話す方がダサいので
結果とエンタメで見せていきます。

2022/06/01
株式会社TRYBE 取締役/企画屋 山本健太

この記事が参加している募集

つくってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?