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ちょっと重たくても

とべかえるです。

年末年始、「帰省」している方はどのくらいいるのだろう。
帰っている人も、そうでない人も、そもそも特に帰る場所なんてないよ、なんて人もいる。いずれにせよ、日常では会わない誰かと一緒に過ごす、それが年末年始の過ごし方になっている場合が多いのではないかと。

「誰と過ごすのか」を迷うことはありませんか。
私の場合、地元近くに暮らしており、あえて家族のところに帰る感覚は無いけれど、地元に帰ってくる友人たちに関しては、だれと会おうか、毎年迷っている。

Instagramでつながっていれば、ある程度お互いの近況がアップデートされているらしいけれど、私はつながっていない。SNSが身体に合う、合わないってそれぞれあると思うのです。思い返すと、高校生の時はまだみんなぎりぎりガラケーで、プロフとかmixiをやっていた。私は「誰が自分の日常なんて知りたいのさ」なんて思って、当時からほとんど何もせず、部活のHP上で書くとしても、日常に全く関係ない小ネタをつづっていたくらい。身体に合わなければやらなくて良い、と思うのは今も十数年前も同じ。

とはいえ、近況を全く知らない人に連絡を取るのは、ハードルが高いことには変わりなくて。特に、この数年はコロナのこともあり、リスクに対する相手の考え方がわからないなかで連絡を取ることは難しく感じられた。

そんななか、今年は自分からLINEで連絡を取ってみたら、「再び」つながれたひとが何人もいた。つながっていたところで別に得することは何もないし、伝えることも特にない。ただ、30歳手前の今つながっておかないと、仕事のことや家族のことなど、周りの人のいまがどんどん見えなくなるな、それはもったいないな、という感覚もあって。「いつ帰ってくるかい?」と何人かに連絡を取ってみたら、たいてい喜んで応じてくれた。「元気そうで良かった」とお互い言うだけなのだけど。

迷ったら、関係は繋いでおいた方が楽しいと思うよ、という当たり前の話です。軽やかにSNSの海を泳げない私にとっては、やや荷が重いことですが、ゆっくり1on1で良いので、今年は関係をつくる、掘り起こす、育てることを選んでいきたいなと思った1月1日でした。

最後になりましたが、あけましておめでとうございます。
今年も楽しく、よろしくお願いいたします。

とべかえる




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