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リーズとはなんぞや

袋ニキは激怒した。必ず、かの邪智暴虐のアポを除かねばならぬと決意した。袋ニキには営業がわからぬ。袋ニキは、底辺の募集人である。日中に架空のアポを入れ、昼寝をして暮らしてきた。けれどもリーズに対しては、人一倍に敏感であった。




みんな、元気かな?久しぶりに記事を書くよ。
今日はみんな大好きリーズについて書くよ。
意外と一社専属の方とかは馴染みがないのかな?

今日はリーズのプロである私(現在配信停止中)が、リーズという募集人ホイホイについて簡単に解説するよ!
もう僕はリーズに毒されているからね、「リーズ」っていう単語を聞くと呼吸が荒くなるよ。チムワサワサ。

説明しよう。
リーズっていうのは見込み客を提供してくれるシステムです。
リーズ業者や保険会社、代理店が主導。
様々な広告でお客さんを集客し募集人に連携してくれる。
CM、新聞、WEB、SNS、電話、セミナー、クレジットカードなどの提携先、FP、etc・・・

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配信されました。
○○  ○○様 生年月日 住所
○月○日○時 自宅にて訪問希望。
医療保険・死亡保険
持病について申告あり

は?やばすぎやろ。
募集人にとって一番難しいのは商談というテーブルに座ってもらうこと。それを誰かがやってくれるだと・・・ほんとかよ、詐欺じゃないのか・・・
「こんな・・・夢のようなシステムがあっていいのか・・・僕のこれまでの活動はなんだったんだ・・・リーズで倉が建つぞ!(はじめてリーズを知る袋ニキ)」

ちなみに、皆さんはどうやって集客してましたか?
特に業界入りたてのときにどうしてたか教えて欲しいですね。
特に失敗談。成功談はつまらんからいいっす。

私は国内生保にて募集人デビューでしたが、支社内に実用的なノウハウを教えてくれる人もいない環境でした(無能、他力本願)
そんな私が業界駆け出し、20代独身の頃、やってた集客?アポイント取りは呑みに行こう営業でした。クッソみたいなスタイル。書いてて辛いね。
だいたい呑んでると、「仕事何やってるの?」って聞かれるので、「保険屋だよ」って答えることで認知してもらう営業スタイル。
そして酒も肴も美味しいから一石二鳥。

ただ自分の中でルールがあった。
聞かれるまで自分から「保険会社に転職したんだ!」とは言わないというルール。
ルールとか言ってますけど、要するに保険の営業に対して引け目を感じていたんです。保険は良いものだけどアポイントを取りに行くのが辛い。自分目線のしょーもないプライドですね。
でも意外と成果はボチボチ上がってました。酒の場での話なのに覚えていて、後日、話を聞きたいって人はかなりニーズがあったんでしょうね。ちなみにお互いに酔いすぎて何も覚えていない不毛な呑みも多々ある。

今、振り返るとクソみたいなスタイルですが、こういう経験があって今の僕があるんでしょうね。
意味はあった!そう思わないと辛い!ただ時間と金と肝機能は無くなった!



閑話休題



話が逸れましたね
要するにリーズっていうのは見込み客を提供してくれる夢のようなシステムなんです。募集人の希望、ロマンリーズ。
辞める募集人ってお金がなくなる・給料が厳しいからって理由より行き先がなくなったからが意外と多いと思うんすよね。そんな俺らの命・血肉とも言える行き先をもらえるなんて最強やん!それがリーズ!こっからは解説パート!

リーズにも種類があるぜ!
大きく分けて二つ!
買取 or    折半
共通して言えるのは募集人側がお客さんを選ぶことはできないってところだよ!
運も左右するね!僕は最近、反社の方にあたって大変な目にあってるよ!
誰か反社に自信ニキは僕にDMして!

買取から説明するよ。
これは業者が集めたお客さんの情報を募集人が買う形だよ。
だいたい3万円から5万円。高いのは10万円以上も!
もちろん料金は先出しで成約しなかった場合もお金は戻ってこないよ。
キャンセルなどでお客さんに会えない場合は費用は発生せず。

値段は希望商品、見込み度や職業・年収などで分けられたりするよ。
お客さんに会えること以外のメリットとしては、どんな商品、保険会社を販売してもいいこと!(一部限定されることもある)
ただお金を先出ししている以上、商品を提案する際に払った費用が頭をよぎるよ。
ただ赤字になったとしても、そのお客さんからの紹介は費用かかりませんとかなので可能性は無限大!可能性の獣。

ただ怖いのはリーズ業者はお客さんを集めて募集人に販売すれば終わり。
つまりリーズ会社にとっては募集人がお客さん。
集客の方法は多岐で、商品券・牛肉・ポイント欲しさに見込みが永遠の0の人も来ます。まぁ、そういった方をひっくり返すのがリーズプロの腕の見せどころですが・・・(配信停止中ワイ)

一番やばいのは明らかな副業の報酬目当て。ランサー・クラウドワークスなどで保険相談を検索してみてください。これはおそらくリーズ業者がやっていますが・・・
リーズ業者「5000円やるから保険相談受けてや、入らんでもええで」
副業ニキ「おっしゃ、座ってるだけでええんやな、サンキュー」
募集人「リーズ代5万円払うやで、リーズの神様。いいお客さんが当たりますように・・・」


次は折半。
これは費用は発生しないが、成約した際に手数料は折半する形。
50%・50%が多いが、割合は様々。損保系は3・7も多い。
保険会社が主導で運営していることが多い。

メリットは費用をかけずにお客さんと会える!素晴らしい!
もう呑みに行こう営業などしなくてよかったんや!なんだったんだあれは!
紹介については、親族以外、親族や契約者本人でも契約後に1年経過後なら100%募集とかが多い。
デメリットは、商品・会社の限定。
A生命のリーズならもちろんA生命の保険を売ってくださいというもの。
A生命が宣伝費出しているから当たり前なんだけど、意外と難しいのも事実。
もう一つのデメリットは、成約率・成績などで配信停止になることがあること。
要するに無料で提供するのだから、優秀な人に案件を回したいということ。
これも至極、当たり前ですね(配信停止中ワイ)
数字を見ながら営業するというのは結構きついですよね。
追い込まれると、今月末までに後3件・・・ううう・・・あああああああ・・・・ってなります。だってリーズは酸素だから。呼吸できないと死んじゃう。


こんな感じでリーズの説明はおしまい。
上記のパターン以外にも費用+折半型などいろいろだよ!
結論としていえるのは、メリットもあればデメリットもあるってこと。
おいしい話だけではないよってこと。
特に今はリーズの集客はけっこう不調で集客の質はかなり悪いと思う。実際、証券などの運用希望とかも多い。

だって募集人の皆さんは金融に対してはプロフェッショナルなのに、見込み客の話になると3歳児になるでしょ。
保険代理店「ボクちゃん・・・リーズあるから、こっちおいでよ・・・」
一社専属ワイ「いいの!?おじさんやさしい!スキ!いく!!!」

代理店によってはリーズの提供を前面に出して採用活動しているところも実際多いです。ただリーズメインでやるのは結構難しいよって話。
リーズの一番の強みはそのお客さんからの紹介だから。時間かかるよね。
もちろん、リーズのみでやってる猛者はたくさんいますよ!そんな方知っている!って人は僕のアカウントにDMください!呪います!


これにて終了。
何かわからないことがあればにゃん蜜のマシュマロに聞いてくれよな!
次回は、500円でエンディングノートについて真面目に書くからみんな買ってくれよな!リーズなくてお金ないんだ(乞食)頼むぜ!おらに現金を!

バイビー!!

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