※  この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。

祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは（わ）す。
おごれる人も久しからず

急なポエム
僕たちは、いつもそうだ・・・
なくなってはじめて気づくんだ・・・

袋ニキは青ヶ島ライフサポートサービス(広域代理店)に所属する営業職員である。
社員数は300名を超える。
袋ニキはウォーターサーバーの契約を媒介して手数料、報酬をいただいていた。

青ヶ島ライフサポートサービスは、
鬼ヶ島ウォーター株式会社の子会社である(100％株式保有)
ゆえに青ヶ島ライフサポートサービスの役員は
全て鬼ヶ島ウォーターからの出向者である。
またウォーターサーバーの代申会社でもある。
そして鬼ヶ島ウォーターも鬼ヶ島グループの一員である。
鬼ヶ島グループの業務は金融・リース・観光など多岐にわたる。
※  補足だが、鬼ヶ島グループの株主優待は
オニガシマサンショウウオがもらえるので人気。

袋ニキは今の代理店(青ポー)に満足し、細々と頑張っていた・・・
ここに骨を埋める、そんな気概だった・・・
そんな中、事件は起きる・・・

ワイ「やっぱ代理店に来て良かったンゴね。前の一社専属は水素水しか販売できなかったけど、今は酸素水・水道水・青ポー水etc、なんでも販売できるぜ」

ワイ「そーいや、明日はオンラインでの全社朝礼や。めんどくさいけど仕方ないンゴね。ん？なんかお知らせ届いているな。なんやこれ・・・」

会社ニキ「全社朝礼から【重大なお知らせ】に変更します」

ワイ「は？不穏やな・・・まさか・・・身売り・・・いやいや、鬼ヶ島ウォーターに限ってそんなこと・・・まぁ明日の発表を待つか・・・」

〜翌日のオンライン朝礼〜

社長ニキ「・・・会社を清算し、解散します・・・ｼｸｼｸ涙」

ワイ「ファーーーーーーーー！！！！！！？？」