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システム手帳の使い道を考えた

 かつてはよく使っていたシステム手帳。
 要は小型のルーズリーフだから差し替えもできるし、追加もできるし、結構便利に使ってましたが、最終的にはあの厚みに嫌気がさして脱落(卒業?)してしまいました。

 上の世代の人たちがシステム手帳の厚さを競っているように思えたり、「いや、そもそもこれのどこがシステムなんだ?」という根本全否定みたいな考えに取り憑かれてしまって、放り出したような気もします。

 それに、なんと言ってもあのリング。
 描くときのあのリングが邪魔になる具合と言ったら、一方通行の途中でやってる道路工事みたいな邪魔さ加減で(いや、工事は必要があってやってるのだとわかってます。あくまで一瞬頭をよぎるイラつきの例えです)、左ページは書かないクセがつきそうなほどでした。

 今も売り場では一定の人気がありますし、便利に使ってる方も少なくないんでしょうが、私はスケジュール管理はスマホに一本化してしまったので、公私両方でこの先、出番はないように思います。
 使っていたオイルレザーのシステム手帳は姪が高校に合格したときにお祝いに奪い取って行きました(新品より使い込んである方が良いという趣味の良さでした。友達とのプリクラ帳になってたらショックだけど)。

 スケジュール管理では無用のシステム手帳ですが、分厚いけれど頑丈だし、リフィルも種類が多いし、何かいい使い方はないものかと考えて思いついたのが「コレクションノート」。
プリクラ帳ではないけれど、何かのコレクションをするには良さそうです(平面に限るけど)。

 何より向いてるのが、システム手帳の外見のちゃんとしてる感。
 ただのノートとは全然違う存在感ですし、コレクションノートは蒐集したものを誰かに見せる前提でしょうから、格好いい感も重要。
 サイズは目的にもよるけれど、A5ならLサイズの写真が上下2段に貼れるし、スマホの画面ではなく、プリントした紙の写真でアルバムにするのにも使えそう。

 デジタル化が進んだ時代にわざわざプリント?と思うかもしれないけれど、考えてみりゃこんなご時世にわざわざ手書きの手帳が云々と、アナログ感たっぷりの道具を愛でているわけですから、写真がアナログでも全然おかしくない気がするのは私だけでしょうか。

 とはいえ、私はすべての記録は日付基準と決めてるものですから、目的別に「これはアルバム」と目的別に分けることはありません。
 というわけで世のシステム手帳派にも背を向けて、独り険しい手帳道を進むのでありました(そんな大げさなものではない)。

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