聞き上手はヌルゲー
こんにちは。ぷまっくです。
今回は「聞く」ことの極意についてお話したいと思います。
まず根本から間違っている人がいるので言います。
聞くことは黙ることではない。話すことである。しかし、未だに「黙って聞いていればよい」と思っている人がいて、「話すより聞くほうがラク」なんて心のどこかでつぶやいてしまっている始末。「黙って聞いている」のは「聞く」うちに入らないことを覚えておこう。聞くという事は話し手という相手が存在して初めて聞くことが出来る。
聞き手に黙っていられると、話し手はどんな気持ちになるだろうか?たまに「別に気にしない」「平気だよ」という人がいるが正直、それもどうかと思う。話し手も相手に聞いてほしいという気持ちを持って話しているのであれば聞き手のことを気にしない人なんていないと思う。
聞くこと=返すこと
話し手は、反応が返ってくるから手応えを感じて、次に話す言葉が浮かんでくる。
聞き手の役割は、話し手が話しやすいように聞いて、話を促すことである。
ある上司の先輩には、部下の話を聞くのに、目をつむり、腕を組んで聞く癖がありました。「このほうが集中して聞けるんだ」と言うが、それは自己中心的リスナー。話し手の部下からしたら「話しにくくて仕方ない」だろう。
自分の聞きやすさよりも部下の話しやすさを優先することを強くオススメしたい。聞き手の上司の先輩のためにも。
一方で若い部下の社員の聞き方はどうだろうか?とてもクールである。研修などで話した後にアンケートを見ると「ジョークが面白かったです」としっかり意見が書かれており話を聞いていたことが分かる。しかし、そのアンケートを見ても誰が書いたものなのかはわからない。(一体だれが笑っていたんだろうか?)
話し手というのは切ないくらい聞き手からの反応を求めている。
聞き手に回ることは「笑ったり」「頷いたり」「ちょっと盾突いたり」して話し手に関わっていく。これらの行為は、相手を喜ばせるだけでなく、自分にも後から跳ね返ってくるのである。
まず、聞き手になったときのやるべきことは3つだけ。
①明るい表情をつくること
②要所要所で頷くこと
③大切だと思った個所はメモを取ること
これだけで相手への印象は上がり、聞き手としての仕事は全う出来ているに違いない。これだけ?と思うかもしれないが、みんな知っているようで知らない。または、知っているがやらない。もしくは、やれない。
知っていると出来るは月とすっぽんの差があるのでそれに気が付いてほしい。
「聞く」という行為は「あなたの話を聞いていますよ」という発信です。
この発信の不在が話し手を戸惑わせていることを聞き手は理解してほしい。
最高のリスナーになるためにまずはスピーカー(話し手)の最高のサポーターになろう。
聞き上手になれればあなたの人生はヌルっとしたゲームになること間違いないでしょう。
ではまた(^^)
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