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能登のステキ写真展 in 金石への技術協力をしています

Code for Notoは
【能登のステキ写真展】輪島編 in 金石 (2024/3/22〜30 日月祝お休み)
の技術サポートさせていただいております。

Art for Noto事業の目的とする"Art"は、
芸術ではなく、「認知の変容」です。
写真の持つチカラを通じて、
今までと違った角度から能登を感じていただける写真展になっていると思います。

そして、こっそり
「AR×謎解き NOTOQUEST 〜能登の写真展からの脱出〜」
というスマホで楽しめる脱出ゲームの開発もして、
看板を設置してありますので、
行かれた方、挑戦してみてください。



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今回の写真展の見所とこの取り組みのポイントを
私なりに発信したいと思います。

◆輪島朝市の映像が流れる蔵

大量の写真のトンネルを抜けると、
開かれた重厚な蔵の扉が目につき、
薄暗い蔵の中には輪島朝市の映像が流れています。

蔵の持つ「保存」の機能の中に保管される朝市。
まるでその扉の向こう側は、
昨年までのいつもの風景。

流れるいつもの音。
思わず蔵を覗き込み、みなさんもきっと、
見入ってしまいます。


◆能登の写真だけに囲まれる特別な時間

風景、人、祭り、景勝地、海、田畑、子どもたち、道、いつもの日常風景。
田舎は殺風景でつまらない?
いやいや、こんなに色彩豊かで、
都会の生活の方がよっぽど殺風景だと感じるはず。

◆誰目線なのか

写真の世界の解釈を楽しみながら、
"写真を撮っている側"が誰なのか
を想像することに意味がある展示のように感じています。
地元の人からしたら当たり前の日常は、
外の人から見て美しいと感じ、
それを残したい共有したいと感じた瞬間。

外から見た外見の美しさを共有することが、
時に、地元の意に反してその風景を保存することに繋がっている可能性もある。

こんな時だからこそ、
写真を撮る側、見る側も今までと違う観点と覚悟で
「能登」を認知できる写真展なのかなと思います。

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◆能登のステキマップに想いを書き込もう

マップ上にポストイットで想いを書き込む参加型の仕掛けもあります。
そして、それが次の写真展のときには
ちょっと違ったデジタルな形に姿を変えて引き継がれる予定です。

少し寒い蔵の前ですが、
悴んだ手の震えを抑えながら、
丁寧に一文字ずつ書き込むこともアートです。
お楽しみください!

来場された方はご感想をシェアいただけるとありがたいです!
よろしくお願いします!

会場は
石川県金沢市金石西1-27-13
金沢町家(仮)という建物です!

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