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Run-DMC、ダリル・マクダニエルズが語る プロデューサーBumblefoot。

ポッドキャスト番組のAppetite for Distortionにて、Run-DMCのダリル・マクダニエルズが、インタビューを受け、その際、ロンがプロデューサーとして一緒に仕事をした時の事を語っています。
Darryl DMC McDanielsは、元Exodus、スラッシュメタルバンド、Generation KillのRob Dukesらとタッグを組んだプロジェクト、 Fragile Mortalsによるアルバム”The Dark Project”にて、プロデューサーを担ったのがロンでした。

Brando : Bumblefootがプロデューサーとして関わることで、どんな要素がプロジェクトに加わったんでしょう?

Darryl : Bumblefootは、音楽、サウンド、テクニックやアレンジについて、物凄く造詣が深いんだ。
人は、彼の事を凄いギタリストと見がちなんだけど、ギターを脇に置いたらね、例えば歴史について語ったりすると、Bumblefootの側にいるだけで、まるで僕は授業を受けてるみたいなんだよ。それから、自分が知りたい事、もう知っているつもりになっていた事柄とかもね。プロデューサーとしては、僕が関わって、やろうとしていた事、行なってきた事全部…Rock BoxsでのKing of RockWalk This Wayとかさ、平凡に思えてくるんだよね。Bumblefootはね、殊にバンドでのアレンジや作曲において、自分が知らない自分自身の中にあるだろう事を、探らせてくれるんだ。

例えば僕にはサンプリングやロックドラム上で韻を踏むなんてのは、簡単な事。でも、そうだね、Bumblefootと仕事していくと、僕はより一層、どうやって曲を作りだずか学べたんだよ。例えば16小節分韻を踏む必要ないけど、8小節分をここでとか、時には4小節の方が、通常の16小節のラップより、もっと強調出来るってな具合にね。
そうだな、Bumblefootはプロデューサーでもあり、教育者、コーチ、ディレクターにファシリテーター(進行役)なんだよ。

Brando : それに、彼は僕達みたいに、クールなニューヨーカーだよね。

Darryl : そうそうニューヨーク生まれのニューヨーカーさ。謙虚なね。