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この絵画に靄がかかった!

一枚の絵画のお話です!
「創リの刻(はじまりのとき)」は、16〜17年前に描いた作品です。慢性疲労症候群から抜けて、森と心の勉強を始めたころ描いたもので、大きさは70cm×90cmのワトソン紙にパステルで描きました。
大樹には冬〜冬への変化を写しました。描き始めは春から描いたのですが、森や木々の生きる姿を知ったことと、私自身の気持ちから「全ては冬から始まる」と気がつき、春を消して、春のはじめに小さな冬を描き直しました。
その「創りの刻」を、今回の作品展で改めて展示し、相棒が写真を撮ったときの事です。
どんなに撮りなおしても靄がかかったようになってしまっていたらしいのですが、その時私はお店の中にいらした1人の女性と話をしていました(お客様)。その方は、私を店員さんだと思って話しかけたそうなんですが、「創りの刻」を見た瞬間、釘付けになられてしまい、涙を流されました。
何が起きているのかと私もびっくり!といより(ヤッパリ!)と思いました。作品とその方の間に私は入れない、雰囲気が漂っていたのです。
その間、相棒は「店に靄がかかってる?」って、店員さんにしきりに聞いていたらしいです😅
その後、又同じ女性に695COFFEEでお目にかかる事があったとき「絵がどんどん動いていくんですよね。」と、ご自身のスマホで撮影した「創りの刻」を見せてくれながら話をしてくださいました。

これが私の撮影
相棒撮影
創りの刻


実は、描き手の私もそう思っているのです。なかなか信じて貰えないのですが、絵が自分から絵になっていってくれます。絵が力を持ち動き出す。
私は、描かされる事に対して信頼をしているので作品を作っていて迷うことはほとんどありません。五感では確認できないものが形になろうとしている、それを私を通して表すと絵画というものになっていく。
人それぞれ、描いている理由は異なると思いますが、私はそんな理由で描いています。
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