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森が失われる…なんてことはあるのか?

「森が失われる」なんてことは、まず起きないだろうと思う。 起きるとしたならば、一部の森林で回転が止まり、もし、大雨などで土砂の流出などが起きたとしたならば次の森林が出来上がるまでに、とてつもない年月を要するということはあるのかもしれない。 その状況が、起きたとしたら「誰にとって不都合」なんだろうかと考えた時。大体、みんなが不都合なんだと思う。 それは、人間だけの「みんな」ではなくて、森で暮らす動植物、川で暮らす動植物、海で暮らす動植物、空を渡る動植物。「みんな」  人間は、そ

    • この森の不自然さがわかりますか?

      美しい紅葉の季節です。紅く色づき始めているのは、カエデの仲間です。 下は笹に覆われている河川に近い森です。スコーンと見通しが良くて気持ちのいい森。しかし、これはとても不自然? この写真を見て、どこかおかしい?と思われた方はいらっしゃいますか? ここは、誰かが手入れした森ではありません。 森を思い浮かべた時に、多くの人は、たかい樹木が立ち並ぶ光景を思い浮かべるのではないでしょうか? 実は、森というのは階層構造で構成されていると言われています。 上から順に、森の外からも見える高

      • つまづくこと

        「つまずく」とか「失敗する」とか嫌な気持ちになることは、なるべく起きてほしくない。と思う。 できれば、健康でいつも楽しく過ごしていたい。と思う。 自分では、嫌なことが起きないように、そちらに向いていかないようにと気をつけているのに、あるとき急に降ってくる。 私は、ある日、倒れた。それも病院で。そのまま入院になった。ついた病名が「メニエルシ病」だった。耳鼻科で治療しても、眩暈や頭痛、倦怠感は改善しない。耳鼻科医師から心療内科の受診を勧められた。 心療内科を受診し、沢山の検査を受

        • 移住すればいいじゃないの?!

          石を投げつけてもらって、構わないです 池田オーガニックファームです 石を投げつけてもらって構わない発言です。 例えば、なんですが。このまま温暖化がすすんで、沢山の生き物(ホモ・サピエンスも含め)が、生命を落とし、やがて地球の上で暮らすことが困難になったとしても、かつては地球の気候の中で生物が少なかった時代はいくらでもあったわけですからそうなったらそうなったで😊後4万年くらいすれば、まだ氷河期もやってくるので涼しくなると思います。地球じゃなくて、月や火星や宇宙ステーションに暮ら

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        記事

          生物多様性朝食

          生物多様性朝ご飯 池田オーガニックファーム@ポタジェです なんの変哲もないフレンチトーストの朝ご飯。ですが〜。野菜はすべてMyポタジェから。 なんの変哲もない、朝食がいただけるのは、土の中の菌類や受粉してくれる虫たち。植物を育ててくれるに適した太陽の光や水があるから、それぞれが繋がっているから最後に美味しいお野菜になります。どれ1つがかけても、出来上がりません。 当たり前が当たり前ではなくなってしまいます。 朝採りレタスは、シャキシャキ、苦みがあります。 トマトは、フルーツ

          生物多様性朝食

          私達は、自分で自分の首を締めている

          池田オーガニックファーム@ポタジェです おはようございます、とこんばんは。そして、暑い💦ですね。 自然の恵を受けて、暮らしていくには、それが継続できる環境を人が維持しなくてはなりません。 沢山の生き物がいることで、私達の生活に取り入れる事ができる形があらわれてきます。 私達は、それを自分たちで手放そうとしています。 食欲がなくなりそう😣でも、しっかり食べなきゃ! 池田オーガニックファーム@ポタジェの朝食と夜の1杯😄 朝食は、キュウリの味噌漬けミニトマト、野菜たっぷりお味噌汁

          私達は、自分で自分の首を締めている

          いつまでもあると思うな親と生物多様性。

          生物多様性、生物多様性…と、どこへ行っても連呼する、池田雅子 何故、生物多様性を連呼するのか? 先ず、生物多様性って、難しい言葉だからと言われるけれど、もっも覚えにくい言葉は沢山あるのだけれどなぁ。難しいんじゃなくて、どちらかというと「興味がない」ではないか🙄 難しいんじゃなくて、自分には関係ないと思っているんじゃないか? いつまでも、あると思うな親と金!という言葉があるけど、いつまでもあると思うな親と生物多様性😁 無くなってからでは手遅れ何だけど😝 人といつ生物

          いつまでもあると思うな親と生物多様性。

          この草、一種が無くなることで何がおきるのか?

          例えば、この小さな花をつける植物が絶滅危惧種で、この地球から消えるとしても、消えたことに気がつく人は少しだけかもしれない。大変!と思う人も少ないかもしれない。この一種だけがなくなるなら、生物って、そうやって絶滅したり進化したりしながら生命を作り、繋げてネットワークになってきたのだから変化があってもそれは驚くことではないと思う。 今の時代は、無くなるスピードが早くて、無くなる種も多い。例えば、このミヤマタニタデに繋がる虫や菌類が他にも繋がる事ができていけたとしたら、それもそれだ

          この草、一種が無くなることで何がおきるのか?

          全てに意味がある?!

          池田オーガニックファームです。  春がやってきました。「森羅万象全てに意味がある」と、朝のドラマで言っていました。 本当にそうなのかは難しくて私にはわかりません。意味を持たせたい生き物が人なのかもしれないなぁ。 そんなことを考えながら、カブとシュンギクを蒔くための畝たてをしました。 大地と水と太陽と沢山の土の中の生き物たちと、考えれば限りない力を借りて作物をつくります。 よろしくお願いいたします。と頭を下げずにはいられません。 #池田オーガニックファー厶 #春 #畑 #チュ

          全てに意味がある?!

          人は大切なものを忘れてしまっているのだと思う

          サクラ、モクレン、ダイコン。それぞれが花を咲かせました。 サクラは幹の下に花を咲かせていました。ダイコンは、折れたところは枯れてきてしまったけれど、横から茎を伸ばして花を咲かせました。  モクレンは、神秘的な花。 植物を見ていると、自然の中で自然のままの姿で過ごしているのを感じる。 人間は、どうなんだろう?と思うときがある。 大切にしなければならないものは何なのだろう。 #サクラ #モクレン #ダイコン #花   #自然 #植物

          人は大切なものを忘れてしまっているのだと思う

          過去は先生、未来は今がつながる時間

          私は、森を通して、シカを通して環境を未来を考える。一方で、心理師として相談を聴く。 どちらも思うことは、今があり、過去があり、そして未来がある‥。 今を構成している環境はなんだろう。この人の心を組み立てているのはどんな事だったんだろう。そこは、丁寧に調べ、考える。そこは、丁寧に聞いて、見立ててみる。 けれど、どちらも過去を評価しない。どちらも過去は変えられない。あったことはあったことして置いておく。 今は、今からはじめていく。 見えない未来を思って憂うより、不安にな

          過去は先生、未来は今がつながる時間

          クロネコシリーズ

          珍しく、クロネコを描いてみた。 ①ヨーロッパ風の屋根の上。青い鳥とお話する、まだ若いクロネコ。 ②塀に座って「おやッ?何?」って振り向くシロネコとクロネコ。穏やかな昼下りです ③三日月を眺め、星たちの流れにのるクロネコ #クロネコ #シロネコ   #屋根の上 #ヨーロッパ #星空 #三日月 #点描 #青い鳥 #池田雅子 #やく草箱 #穏やか #昼下り #オリジナルタイル

          クロネコシリーズ

          森とシカと私達

          シカと森と人と 私は、ニホンジカと森と人との関係を文字にするのは、あまり得意ではありません。なぜなら、そこには沢山の要素が入っているのと、沢山の理由があるのと、色々な味方ができるのと、色々な立場があるからです。そして、どれも間違えではないから。 ですから、これから書くことは、私が森を通して見ているニホンジカの事と思って読んでください。 シカは森の中で植物を食べています。毒でないものは食べます。 シカは栄養状態がよければ、毎年出産します。シカを減らす要因が減ってしまった

          森とシカと私達

          ニホンジカの命を無駄にしない!なんて言わなきゃならない時代

          「シカの命を使い切る」何故、そんなことを考えなければならないのでしょう。そんなことを声に出して言うのでしょう。  シカだけに限らず、植物も動物も全てのものに命があることを私達は教えられてきた?にしても、どこかで感じ、知っているのではないでしょうか。 現代、知っていてもそれができない時代になっていることに気がついているの? もう一つ、次の世代に何を残せるのかを考える時ではないのか?森を通してシカを通して問いかけられているように思います。 森とシカに関わることで、シカは現代の社

          ニホンジカの命を無駄にしない!なんて言わなきゃならない時代

          この絵画に靄がかかった!

          一枚の絵画のお話です! 「創リの刻(はじまりのとき)」は、16〜17年前に描いた作品です。慢性疲労症候群から抜けて、森と心の勉強を始めたころ描いたもので、大きさは70cm×90cmのワトソン紙にパステルで描きました。 大樹には冬〜冬への変化を写しました。描き始めは春から描いたのですが、森や木々の生きる姿を知ったことと、私自身の気持ちから「全ては冬から始まる」と気がつき、春を消して、春のはじめに小さな冬を描き直しました。 その「創りの刻」を、今回の作品展で改めて展示し、相棒が写

          この絵画に靄がかかった!

          生きることをカテゴリ分けできるのかなぁ

          森とシカと私。森林生態学と心理学とART。 池田さんのご職業は?と聞かれると、いつも悩む🙄生態学では調査、ガイド。心理学では、森林セラピーと心理師としての相談。ARTは作品つくり。みんなジャンルが異るって言われるけど。生きているってことをどこから見るかってことだけで、ジャンル分けできないのだと思う。 森とシカの現象をどこから見るか?というと科学的視点で見て説明するか、ユング心理学、ARTセラピーの視点で現象からメッセージを読み取って話をするか、そして、そのメッセージを自分

          生きることをカテゴリ分けできるのかなぁ