見出し画像

「使いこなしてるね」と、言われてちょっと違和感、です。

今年になって初めての投稿になります。
さて、今年もよろしくお願いします。高齢者のデジタル化について、あれやこれやを綴っていきたいと考えています。

昨年、バスでご一緒した老婦人はどうしたかな?と、気になりつつ、バスの出発時刻が変更になったため、会えなくなりました。大丈夫だよね。

高齢者にとって、スマホを使うには、まだまだ高い壁があるんだなと、実感する事が毎日起きる。
今年から、町のボランティア団体に本格的に参加することに。そうすると、これから担当することの作業内容、手順など、今までやってきた事を説明されるのだが、すべて紙ベース。分厚いファイルをドサっと置かれ、「説明するわね」
「まず規約を渡すので、読んでください。でね、この会では、会員さんの協力で成り立っています」
はい、わかりました。
事務局員の連絡方法は、どのようにするのですか?
「電話連絡ですよ」
えっ!それぞれにですか? LINEを使いませんか?
「個人では使っているけど、ここではね…」
LINEのグループ通信を使いましょうよ。連絡忘れもないと思いますよ。

まずLINEで連絡グループを作成

LINEは皆さん知っていて、使っているので(すごく使っている人、そうでもない人、まだまだ分からない人)、とりあえず、LINEで連絡グループを作成してみました。
そうするとスタンプに興味があり、LINEを使用していると、イキイキしておしゃべりもはずみます。
知らなかったことがわかると、ほんとに楽しそうです。「このスタンプ、どこで見つけたの?どうやって買ったの?」と疑問が出てきます。「メンバーにする方法は?」と聞きたいことを、みんなの前で話して、「こうするのよ」「ああそうか」と納得。「わからなくなったら、また教えてね」と相槌を打ちつつ、楽しい。

デジタルボランティアの講座に行ってきました

そういう私も独学でやっているので、ここはきちんと学びたいなと思い、どこかで教えてないのかの探してみたら、近所にデジタルボランティアが教えてくれる講座を発見したので、参加しました。
60代以上の高齢者が人ほど、参加していました。こんなこと聞けない、馬鹿にされる、などなど恥ずかしい思いをしている人たちばかり。1人対1人でLINEの初歩の初歩から教えてくれて、充実の時間でした。

使いこなしてるといわれると、ちょっと恥ずかしい

さて、その後、仲間たちで、そのLINE講座でのテキストを、皆さんが見れるようにして、LINEの研鑽に励んでいます。
連絡グループで連絡もれもなくなり、便利になりました。スマホについても画面を変更したり、写真を交換したり、デジタル年賀状を送りあったりと、デジタルの壁が低くなってきているようです。

バスの時刻表、地図、天気などをアプリを検索していると、「使いこなしていますね」と、知らない人に声をかけられることがある。少し気恥ずかしい感じ。どんどん使ってみればいいのに、と思うのだけど、その人にとっては、スマホの高い壁に囲まれているのだなと、感じる。壁を登るのも、壊すのも、その人自身ということに気づいてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?