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「希望の郷 東村山でのダンス日記20210301」

2021年ももう3月。

こんにちは。長谷川 暢です。

今、母体であるダンスカンパニーCo.山田うんは新作舞台公演「コスモス」のツアーの真っ最中。
2/28に山口県のYCAMという劇場にて舞台版の世界初演を終え、
3/6には新潟県りゅーとぴあにてまた公演をいたします。

そんな間の3/1にも希望の郷 東村山でのワークはあります。
アシスタントはペコこと山崎 眞結さん。

ところがそうしたバタバタした状況だったからなのか。
本日のワークショップのための音源をかけるiPodを忘れてしまいました。
うっかり。

いつもは30曲以上の東村山ワークショップ用プレイリストから、
そのときの利用者さんの状況、お天気、気温、雰囲気などに応じて、
その場でかける曲を選んでいるのですが、
今日はうっすらと共有している曲もあればそうでない曲もある、
ただしネットには繋がってるのでサブスクから曲を引っ張り出すことができるという携帯電話のみ。
そしてそれに気づいたのが早めに行って近くのモスバーガーでお昼食べていた時の集合時間10分前。

これはいかん。
慌てていつも大体使っている「WAになっておどろう」と「線路は続くよどこまでも」を探してダウンロードし、
あとは野となれ山となれと現場へ。

ないものは仕方ないので、
出せる曲の中からその場に応じた曲をなんとか引っ張り出してスタート。
利用者さんも「今日はなにかいつもと違うなあ」と思っていたかもしれません。
「あの曲かけねえなあいつ」とか。

いつもなるべくいろんなバリエーションから曲をかけるようにしていますが、
この日はテイストやアーティストも雰囲気が違う感じになっていたかな、と思います。
すると利用者さんのダンスもいつもと違ってきます。
この日は井上陽水さんの「最後のニュース」という曲で、スローモーションで月の上を歩いてるみたいに、というときの利用者さんや職員の皆さんがすごくよくって、そのコマはそういうゆっくり大きく動くとか丁寧に動く、というのをたくさんやったので、結局「WAになっておどろう」と「線路は続くよどこまでも」を使いませんでした笑

あとは幸い、私は楽器が少しできるので、
最近よくやっている、ギターを聞いてもらう時間と、私が一曲歌う時間。
音を受け入れてくれている身体と、それをみんなで共有している空間というのは美しいものです。
この日はお天気も良く、あったかい昼下がりだったので、春を感じさせる森山直太朗さんの「さくら」とコブクロの「風」を歌いました。
季節もまた、みんなで共有したいものですよね。

ちょっと冷や汗をかいたワークショップでしたが、たまにはこうして全く自分の使わないもの使うのもいいかもです。


やっぱり忘れるのは心臓に悪い笑


さあ、Co.山田うん「コスモス」新潟公演がすぐ目の前。


その向こうは、春です。

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