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【目次】「文學界」2024年5月号の内容をご紹介します

4月6日(土)発売、「文學界」2024年5月号の目次を公開します。
昨年9月号から配信がスタートしております電子版、今号の配信は4月9日(火)より順次開始します。


【第129回 文學界新人賞発表】 受賞作全文掲載

旗原理沙子「私は無人島」

あなたは壊れてくれますかー届いたメッセージは、堕胎をめぐる旅への入り口だった

福海隆「日曜日(付随する19枚のパルプ)」

見せもんじゃないし、社会とも闘わない。若きカップルの軽やかでささやかな日常と消耗

【選評】村田沙耶香中村文則阿部和重金原ひとみ青山七恵

 

【芥川賞受賞第一作】市川沙央「オフィーリア23号」

「女は存在しない」ー那緒は前世で自殺した自分の言葉を、ネットの海に蘇らせる

【特集 心霊現象】

実録 綿矢りさ×万城目学×森見登美彦×辛酸なめ子「こっくりさんをやってみた」

いまこっくりさんをやるために集った4人。果たして、こっくりさんは降りてくるのかーー

特別エッセイ 藤野可織「実話怪談を読むことについて」

怪談エッセイ

いとうせいこう「『悪霊』」

角田光代「異界に触れる」

東直子「浮遊する魂と電気」

マーサ・ナカムラ「見える」

南條竹則「ホテルの話」 

対談 高瀬隼子×大森時生 「「不快な物語」の引力」

 

【新連載】

松尾スズキ「家々、家々家々~男、松尾スズキ。魂の物件漂流物語~」

人生14回目の引っ越しに挑むわたしを襲う困難の数々。自宅購入をめぐる極私的エッセイ

【創作】

青野暦「草雲雀日記抄」

又吉直樹「生きとるわ」短期集中連載第5回

 

【リレーエッセイ】身体を記す 第4回 

円城塔「コロニーに暮らす」

 

【連載】

筒井康隆「自伝」第2回 ヰタ・セクスアリス―少年期

江南亜美子「「わたし」はひとつのポータル」第3回

津野青嵐「「ファット」な身体」第3回

酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズム―非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会」第4回

 

【今月のエッセイ】

古田徹也「トイレ文庫のなかの『富士日記』」

【窓辺より】

ひらいめぐみ「知らない人」

Ryu Ika「お別れだけの旅」

【詩歌】

四元康祐 英詩の練習―キャベツの離陸

【強力連載陣】

綿矢りさ/金原ひとみ/東畑開人/千葉雄喜/真山仁/金川晋吾/四方田犬彦/江崎文武/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/津村記久子/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/渡邊英理/宮崎智之

【文學界図書室】

九段理江『しをかくうま』(阿部公彦
上田岳弘『K+ICO』(三宅香帆

表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.


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