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ファーウェイの「HarmonyOS NEXT」:アップルとグーグルに挑む新たな舞台

HarmonyOS NEXTとは?

ファーウェイは、2024年内に独自開発OSの最新版「HarmonyOS NEXT」をリリース予定。この新バージョンにより、同社のデバイスは**グーグルのOS「Android」と完全に決別**します。しかし、Androidとの決別は、Google PlayやGoogle Mapsなどのグーグル系アプリが使用できないことを意味します

HarmonyOSの世界進出

グーグル系のアプリが使えず、中国のアプリしか使用できないスマートフォンなど、中国以外では需要がないように思えますが、実はHarmonyOSが世界で普及する可能性は多いにある。ファーウェイが「脱Android」で狙う市場はどこか?

HarmonyOSの最大の特徴

HarmonyOSは、カーネル(基礎部分)にLinuxを採用し、Androidアプリの実行ユニットを備えていたため、Androidアプリを動作させることができました。しかし、HarmonyOS NEXTではカーネルも独自のものとなり、これでHarmonyOSは100%ファーウェイ自主開発となります。これに伴い、Androidアプリ実行ユニットが廃止されるため、Androidアプリが動作しなくなります。つまり、完全に「脱Android」することになります。

HarmonyOSの大本命“デバイス”

ファーウェイが「脱Android」で狙う市場は、EV(電気自動車)やセレス(自動運転車)と協業したデバイスです。EVが好調に推移している中、車のスマホ化が進んでおり、もはやEVは「運転するもの」ではなくなっています。HarmonyOSは搭載デバイス8億台を突破し、アップル・グーグルの強敵となるかもしれません。

HarmonyOSの未来展望

HarmonyOS NEXTのリリースは2024年内とされており、リリース時には500、年末までには5000のHarmonyネイティブアプリが出揃う予定です。ファーウェイの「脱Android」は、スマートフォンのプラットフォームをアップル、グーグル、ファーウェイの三分された新たな舞台へと導くことでしょう。

ファーウェイのHarmonyOSは、アップルとグーグルに挑む新たな舞台を切り拓いています。その未来にはワクワクする展望が広がっています。¹²

参考記事:

(1) アップル・グーグルをも脅かす、絶好調ファーウェイが「脱 .... https://www.sbbit.jp/article/st/134301.

(2) (2/3)アップル・グーグルをも脅かす、絶好調ファーウェイが「脱 .... https://www.sbbit.jp/article/st/134301?page=2.

(3) アップル・グーグルをも脅かす、絶好調ファーウェイが「脱 .... https://newspicks.com/news/9669307/.

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