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私の究極形、今のレンジファインダー機システム

いろいろレンズを買い、カメラボディを買い、売ったり、処分したりしてきて、いまのところレンジファインダーカメラはL39マウントのキヤノン7sに落ち着いている。とはいえ、内蔵露出計は動かない。一応電池室はきれいで錆びや腐食もないのが密かな自慢。今手元にあるキエフのように光線漏れもないので、普通に写真を撮るには十分である。
そして広角はフォクトレンダーの28mm、標準はフジノン50mmF2.8、望遠はコムラー105mmという布陣だ。シンプルで軽くてかさばらない、が条件である。

本当は35mmも欲しいのだが、先日ヤフオクで田中光学のタナー35mmを落札しそこなってしまい、それに代わるレンズを探していたが、あきらめた。キヤノン7Sには35mmのファインダーも内蔵されているので、あればいいのだが・・・。なにせあのレアレンズが1万8千円という安値で落札されてしまったのである。生れて初めて見たレンズで、わずか7年しか存在しなかった田中光学の広角である。ふーーーーーーー、ざんねええええんんん。

普段はごくあっさりとフジノンの50mmF2.8を使う。アルミ鏡筒のトプコン50mmF3.5とか、スーパーロッコール45mmF2.8、キャノン50mmF2.8などを使っていたが、程よいレア感のあるこのフジノンに落ち着いた。といっても目立ちすぎてはいけないのである。

広角は28mmのフォクトレンダー。持っている中で一番新しいレンズである。これには外付けファインダーが必要で、コンパクトなファインダーを探すのに苦労した。ファインダーと侮るなかれ。普及品ロシアレンズ並みの価格である。ちょっと奢って奮発してしまった。お気に入りである。

薄型なので、パンケーキ風でお気に入りである。

そして望遠はコムラー105mmなのだ。先日修理屋さんから戻ってきたもの。割合重い鏡筒である。キャノン7Sのファインダーには100mmが内蔵されているので、外付けファインダーはいらないけれど、ちょっと付けてみました。気分です。

これらのレンズを取り付けるボディのキャノン7s。国産レンジファインダー機として最後に発売された歴史的カメラである。標準レンズではF0.95という最も明るいレンズも存在した。私は興味ないけど。

そしてもしキャノンが使えなくなったとしたら、これらのレンズ資産は別のフルサイズデジカメ、ソニーα7sが継承することになっている。フィルムの生産もだんだん少なくなってきているし。

L39のマウントアダプターを付けるとこんな感じです。

2台を並べてきて、初めて気が付きましたが、キャノンよりソニーの方が小さいんですね。
趣味で使っている、一種邪道なレンズやカメラの使い方、選び方です。新しいものや高価なものをブイブイ自慢する程度では、まだまだ修行が足りないのだよ。そんなのはちょっとお金があれば、誰でも出来るのだよー。
今の若造諸君には、たぶん分からんだろうなー。わははははははーーー。

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