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ハワイ式マッサージ ロミロミ体験

身体が疲れていたので、いつも行くマッサージ屋さんを予約しようとホットペッパービューティーを見ていたのだが、お盆の時期もあり空いてなかった。仕方なく空いている店を探すことに。母親に相談したらロミロミいいみたいだよ〜とLINEが来て、そこそこ評価のいい店を予約とった。
店はめちゃくちゃ狭くて、会計の場所とマッサージする場所で手狭である。素朴な女性が出てきて正直この人が……?と失礼なことを考えてしまったが、最初足湯をした。
足湯をしながら体の不調などを聞き取りするのだが、私は関節の難病がある。主治医にはマッサージはオッケーを貰っており、関節を押さずに筋肉をもんでもらいなさいと言いなさいと言われている。ので、それを説明すると「筋肉を揉むには骨も多少はね?(意訳)」と返ってきたので、ちょっとん?となった。そして触られたくない部位で、脇腹と脇の下を指定した。くすぐったいだし単純に苦手だからだ。しかしながら「くすぐったいって言うのは滞ってる証拠なんですよ、我慢してください」って言われて、え、カウンセリングの意味無くね?こっちの要望ガン無視?!普通触れられるの嫌っていったら分かりましたってらならない!?それじゃカウンセリングの意味ないやん(2回目)。
紙パンツになり、横になる。最初は普通のタオルの上から揉みほぐして、オイルで手のひらだけでなく、肘?腕?も使ってマッサージしているみたいだ。みたいだというのは私自身が見れないからだ。ただなんか腕が身体を滑るのは妙に気持ち悪かった。首のマッサージも物足りなくて、ツボに入ってないというか。
背中のリンパ?はなんか伸ばされて気持ちよったけど。
あと関節は痛かったし、いつも行ってるマッサージ屋は、関節っていうかフレームを押さないようにマッサージしてくれるから、日を改めて行けばよかったなと思う。後の祭りだが。頭も疲れてたので、ヘッドマッサージもしてもらったけど、炭酸スプレー使う割には炭酸スプレーの意味が無いような。頭のマッサージは下手くそだったな(直球)。これならいきつけの美容院でヘッドマッサージしてもらったほうが安い。
終わるとオイルマッサージなので身体がベトベトして、ヘッドマッサージもしたので襟足もべと付いて嫌だった。まあそれがオイルマッサージなのだけども。ホットタオルでオイルを拭き取り、着替えるとはちみつ入りのレモンティーを出された。早く会計して帰りたい。レモンティーを一気飲みして、会計しようと思ったら、めんどくさいので割愛するが、心·技·体がどうのこうのとうんちくが始まった。
私は「どうですか?凝ってましたか?」と聞いた。私はマッサージ屋で凝ってるかどうか聞くのが好きだ。大体すごい凝ってますね、何をしてるんですか?ってセラピストに引かれるレベルだ。高校生の頃は「勉強頑張ってるんだね」って言われて、「はは……(パソコンいじってるとは言えん)」と返すしか無かった。とにかく小学生の頃から体のコリが酷いので、高学年の頃からマッサージには通っていたのだが、親と一緒に行くのでセラピストからお前が受けるの?みたいな目線をよこされる。結果として凝りがすごいので、幼いのに大変ですねみたいになるのだが。
まあそれで心·技·体がそろってないとバランス崩れるみたいな。まあそりゃそうだと思う。心が弱ってると身体も悪いし、逆もしかり。それは頷けるんだけど、引き寄せの法則がどうたらとか始まって、「私もここに出店して予約が来ない時イライラして、公園に行って自然に触れてたら予約が来ました!」みたいなこと言ってきたので、「あ、ああ……」って反応しか出来なかった。引き寄せの法則は知ってるし、否定もしないけど、いきなり初対面の相手にスピリチュアル的な話をするのはなんか警戒してしまう。あまりそういう話を公にするのは好きじゃない。引き寄せの法則がスピリチュアルじゃない!って思うかたもいるかもしれないが、私は諸事情によりスピリチュアルやそういったものがあまり好きでは無いので、どうしてもうーんとなってしまう。そしてなにより話が長くて、帰してくれない。時計を見るとそろそろ次の予定の時間まで迫ってる。大した用事では無いが、時間は時間なのでおいとましたい。が、なかなか切り上げることも出来ないでいる。こういう人間がセールスとかに捕まるんだろうな。ちゃんと嫌と言える人間になりたい。
「ではそろそろ……」と言うと、会計に入った。マッサージしたのにどっと疲れた気分になる。
帰る道中、オイルの匂いが鼻についた。オイルマッサージも何件か行っているけどそんなに匂いを気にしたことは無いが、この店のオイルはなかなかちょっと私には無理だった。マスクにも匂いが移って気持ち悪かった。帰って速攻シャワーを浴びたよ。なんか資生堂のアネッサに近いかも。
オイルマッサージにしては四千円で受けられたので安いっちゃ安いけど、でもリピートすることは無い。
同意書には医療行為とは書いてないのに、医学知識?を堂々と話してくるので、うーんって感じ。
あと凝ってますか?って聞いて、日本人は凝るって表現するけど、本当は滞ってるって言うんですよとか言ってきて、め、めんどくせ〜〜ってなった。
マジでいつもいってるマッサージ屋は終わったら即会計で余計な時間もないし、そういう会話もないから、神様に見える。とはいえ行ってみないとこれも分からないので勉強代ということで。ちなみにクチコミはまあまあ良かった。
マッサージ屋もピンキリなので試していくしか無いが、自分の贔屓があるのならそこに行くのに越したことはないだろう。


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