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台風時にはシャッターを閉めた方がよいのか?

こんにちは。

文化シヤッターnote編集部です😊

8月から9月にかけては、発生した台風が日本列島に接近する数が多くなります🌪️そして、近年の温暖化に伴う気候変動の影響により、最大風速が45m/sを超える勢力の強い大型台風の発生が増える中、被害を最小限に抑える早急な対策が必要となります。

台風などの強風による被害は、飛来物によるものが多数を占めます🌀風速20m/sで屋根瓦や看板などが飛来するため、住宅の開口部である窓ガラスが割れると、室内に破片が散乱して危険なだけでなく、吹き込んだ風雨で室内が損傷してしまいます。また、さらに強い風で室内に圧力がかかると、屋根が吹き飛ぶというリスクもあるため、飛来物から窓を守ることがとても重要です

そんな大きな被害を及ぼす危険性の高い台風の発生時に、果たして窓に設置しているシャッターは閉めた方がよいのでしょうか❓それとも開けっ放しにした方がよいのでしょうか❓

それでは正解の発表です💡




当社では「窓シャッターを完全に下まで降ろす」全閉状態を推奨しています。

窓シャッターは必ず鍵をかけ、シャッター以外の開口部(サッシや換気プレス)も閉めて施錠できるものは全て施錠することをお願いしています。

(なお、手動タイプのシャッターも全閉し施錠して頂くことをお願いしています。)

台風時には窓シャッターは閉めて
施錠することをお願いしています。

また、台風による強風で飛来物が窓シャッターに当たり、窓ガラスが破損する恐れがありますので、窓の周辺に物を置かれている場合は、できるだけ窓から離れた場所に移動させてください。
そして、台風が通過する時に一番大事なことは、窓ガラスに近づかないことです❗️

加えて、台風通過後には破損や変形など外観上に異常がないか確認してください。もし、操作の不具合や異音等が発生している場合は、文化シヤッターサービス(0120-365-113)までご連絡ください📱

当社では大型台風による風圧に耐えられるよう、窓シャッターの耐風圧強度を高める工夫を施しています✨
今回はそのポイントと、飛来物による耐衝撃試験および強風による耐風圧試験の検証結果もあわせてご紹介します👍


窓シャッターに標準装備された耐風圧強度を高める「スラットフック」

窓に設置する「窓シャッター」には、強風時でも本体のスラットカーテン(③)が、開口部の両サイドにあるガイドレールから外れないよう、「スラットフック」(①)と呼ばれる部材を全機種に標準装備しています。また、風で窓シャッターがバタつく音を軽減する消音帯(②)も標準装備しています。

窓シャッターの耐衝撃試験&耐風圧試験を実施して有効性を検証

「耐衝撃試験」では、日本の民間企業としては初となる窓シャッターの飛来物よけの性能を確認するため、ASTM(アメリカ材料試験協会)規格(※1)で行いました💡
結果、試験体であるマドマスターワイド本体のスラットカーテンの表面にへこみが生じましたが、スラットはガイドレールから抜けることはなく、屋内側にあるサッシの窓ガラスに破損がなかったことを確認しています✨

※1  加撃体射出装置(エアーキャノン)を用い、窓サッシの外障子中央に当たる位置に加撃体(2×4材、2kg)を時速約44kmで衝突させました。

「耐風圧試験」では、家を回り込むようにしてできた風圧(負圧)により製品がたわみ、レールからスラットが外れないかを測定しました。
結果、1,600Pa(風圧換算75m/s)の負圧(※2)でも試験体のマドマスターリードはレールから外れることなく、強風にも有効であることを確認しています👍

※2 窓シャッターの機種、大きさにより耐風圧強度は異なります。

耐衝撃試験と耐風圧試験の検証動画

台風による飛来物対策としての「耐衝撃試験」と、強風対策としての「耐風圧試験」を実施し、有効性を検証した動画をご覧になれます👇


今回は「台風時にはシャッターは閉めた方がよいのか❓」というテーマで、強風や飛来物からご自宅を守る窓シャッターの構造と、耐衝撃試験および耐風圧試験による検証結果についてご案内しました。

皆様はご理解頂けたでしょうか❓

今後も、皆さまに役立つ情報発信をしていきたいと思います✊



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