東京大学文学研究会

東京大学を中心とするインカレ文学サークル。読書会・文章会を通常の活動としています。文芸…

東京大学文学研究会

東京大学を中心とするインカレ文学サークル。読書会・文章会を通常の活動としています。文芸誌『駒場文学』を現在96号まで刊行(学園祭・文学フリマ東京で頒布)。活動見学は常時可能です。 次は11/20文学フリマ東京35でお会いしましょう!

最近の記事

自由創作五作品【12/25文章会レポート】

こんにちは。文学研究会です。今回は12月25日に駒場キャンパスにて行われた文章会(小説や詩を持ち寄り、評価・感想を交換する会)の様子をご報告いたします。東京大学文学研究会の雰囲気を知る一助となれば幸いです。  今回の参加者は6名で、5つの作品を扱いました(うち3作品は全文公開です)。 参加者一覧 S.S. 中村 鯉登 Rm P ほりうち 小説『アフターライト』 中村作品の全文はこちらから。 S.S. 作り込まれた世界 学校と社会制度の関わりが良い どのくらい構成時間がか

    • 文学フリマ東京35出店のお知らせ

      【文学フリマ東京35(予約不要・入場無料)出店のお知らせ】 概要 同人誌を中心に、さまざまなジャンル・媒体の「文学」のフリーマーケット・同人誌即売会。 日時 11/20(Sun) 12:00~17:00 会場 東京流通センター・第一展示場 ブース A-17(ジャンル:純文学) イベント詳細 https://bunfree.net/event/tokyo35/(公式サイト) Webカタログ https://c.bunfree.net/c/tokyo3

      • 詩 『せかい焼き』 9/24文章会より

        こんにちは。東京大学文学研究会です。 今日は9/24に駒場キャンパスで行われた「文章会」(小説や詩を持ち寄り、評価・感想を交換する会)で提出された、ほりうちひろとさんの作品『せかい焼き』の全文を公開いたします。 ほりうちさんは11/20の文学フリマで頒布される『駒場文学96号』でも、小説『灰の部屋』を寄稿しています。 ぜひご覧ください。文章会への参加を検討されている方は雰囲気を知る一助になれば幸いです。

        • 小説 『さえずり』 9/21夏合宿文章会より

          こんにちは。東京大学文学研究会です。 今日は9/20~22の長野県・白馬での夏合宿中に行われた「文章会」(小説や詩を持ち寄り、評価・感想を交換する会)で提出された、天草朗さんの作品『さえずり』の全文を公開いたします。 天草さんは、11/20の文学フリマで頒布される『駒場文学96号』でも、小説『境界はとけていく』を寄稿しています。 ぜひご覧ください。文章会への参加を検討されている方は雰囲気を知る一助になれば幸いです。

        自由創作五作品【12/25文章会レポート】

          小説 『ステイザナイト』 7/2文章会より

          こんにちは。 今日は7月2日に行われた「文章会」(小説や詩を持ち寄り、評価・感想を交換する会)で提出された橋内日向さんの作品『ステイザナイト』の全文を公開いたします。 文章会のテーマ『夏』『深海魚』にあわせ、社会のアングラ=深海の水圧のなかでしか生きられない若者たちの姿を、その狭間で揺れる主人公の刹那的な視点から描く一夏の物語です。 橋内さんは、11/20の文学フリマで頒布される東京大学文学研究会の機関誌『駒場文学96号』でも、小説『花火が、枯れるまでは』『私がときどき憎む

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          小説 『小世界』 5/28文章会より

          こんにちは。 今日は5/28日に行われた「文章会」(小説や詩を持ち寄り、評価・感想を交換する会)で提出された、国際基督教大学1年、板見谷諒汰さんの作品『小世界』の全文を公開いたします。 自我が成長するなかで子どもが創り上げる、排他的で穏やかな「小世界」を細緻に描きます。母親という外部性と内部性の境界線上の存在による、暖かい庇護が「小世界」を刹那的ではあるけれど、かけがえのないものにしています。 板見谷さんは、11/20の文学フリマで頒布される『駒場文学96号』でも、小説『

          小説 『小世界』 5/28文章会より

          小説 『桜』 『カーテン』 4/24新歓文章会より

          今回は4月24日に行われた新歓文章会で提出された、新入生の小説を二つ、紹介いたします。 参加者の講評も掲載するので、文章会への参加を検討されている方は雰囲気を知る一助になれば幸いです。 『桜』 東京大学の一年生、瀬戸ミチルさんの作品(未完)です。 高校三年生に特有の、自己とすべきことが乖離した浮遊感と、薄膜がかかったような焦燥感を見事に表現しています。心理表現に優れ、桜というモチーフの存在感のバランスも取れています。後書きが、一種の枠構造に取れるところも面白いです。 文章

          小説 『桜』 『カーテン』 4/24新歓文章会より

          第三十四回文学フリマ東京のお品書き

          こんにちは、東京大学文学研究会です。いよいよ明日にせまった文学フリマ東京にて、文学研究会は【イ-1】のブースに出店いたします。 最新駒場文学95号をはじめ、バックナンバーを合わせて販売いたしますので是非足をお運びください! カタログはこちら→ https://c.bunfree.net/c/tokyo34/h1/イ/1 お品書きはこちら→

          第三十四回文学フリマ東京のお品書き

          駒場文学95号準備号(電子版)・無料公開

          来る5/29、文学フリマ東京で販売する最新刊駒場文学95号。その準備号の電子版を無料公開いたします。ぜひお読みください。 内容 小説『春に、』『よりみち小品集』 詩『わたしたちはおちる』『わたしたちははなす』 評論 カミュ『ペスト』「ペスト」への反抗とその倫理性

          駒場文学95号準備号(電子版)・無料公開

          駒場文学95号試し読み

          5/29に開催される文学フリマ東京で販売する文芸同人誌、駒場文学95号の掲載作品の紹介と1ページの試し読みです。サークル員の紡いだ珠玉の小説、詩、評論たちが、あなたの琴線に触れますよう。 Twitterに投稿したもののまとめとなっていて、全3回の記事となる予定です。それではどうぞ。 鶴海子牛「海亀」 ぐずな彦兵衛は村の笑われ者。家族にも煙たがられる始末だ。 そんなある日、彼の村が襲撃される。彦兵衛は皆を救うため、隣村へと走る。実は彦兵衛、走ることだけはできるのだ…… 男の

          駒場文学95号試し読み

          こんにちは、東京大学文学研究会です

          ご挨拶 こんにちは。インカレ文学サークル、東京大学文学研究会です。今まではTwitterとブログを中心に情報発信していましたが、このたびNoteを開設することとなりました。普段の活動の紹介や、機関誌『駒場文学』について。あるいは文学に関するあれこれや、会員の小説、エッセイ、書評などを載せていく予定です。 ぜひチェック・フォローしてみてください。 文学研究会とは? 歴史 その歴史は古く、1955年には既に存在していることと、前身が「東京大学教養学部文学研究会」であることは

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