#岸田教団春のワンマンライブ を浴びて

新宿BLAZEで岸田教団 &THE明星ロケッツのライブを観た。

ひとことでいえば「最高」だった。

https://kisidakyoudan.com/2024/01/31/oneman2024-spring/

人生のターニングポイントで、必ず岸田教団のライブがある。
半年かけて資料を集めて決めた卒論のテーマを土壇場で「ダメ」と言われた時。
肛門が崩壊して手術街の時。
職場の後輩がとんでもないミスをしてHELPの電話がかかってきた時。
仕事を辞めて無職になった時。

常に岸田教団のライブがあった。

今日も、今の仕事をやめようか悩んでいるなかでのライブだった。


事前アンケートでセットリストが決まるタイプのライブで、ファンたちが選んだ曲が演奏された。

僕が投票したのは以下の3曲。
・無重力SINKER
・自由への賛歌
・LIVE MY LIFE

偶然聞いた「無重力SINKER」のおかげで、僕は岸田教団のCDを片っ端から買い集めるようになってしまった。岸田教団のライブに行くようになってから10年くらい経つが、一度も現場で聴けていない曲だった。

買い集める中で一番苦労した「ロックンロールラボラトリー」に収録されていた「自由への賛歌」を聞いたとき、あまりの良さに衝撃を受けて射命丸文のイラストをPCの壁紙にした。

「LIVE MY LIFE」は六本木でのライブの時にichigoさんのアコースティックVer.で死ぬほど泣き散らかしてから聞くたびに泣きそうになっている。


そういう、思い入れのある曲に投票していたら、今回すべて演奏することに決定し、すべてを投げ出してチケットを購入した。


そして、実際に演奏を聞いて、やっぱり号泣した。


岸田教団 &THE明星ロケッツというロックバンドの良さは枚挙にいとまがない。
抜群のスキルとパワーとキャラクターを持ったドラムのみっちゃん。
我らが総帥にして、人間が嫌いそうなベースの岸田さん。
縁の下の力持ちでかわいい笑顔のギターのてっちゃん。
破滅的なロックンローラー、ギターのはやぴ~。
我らが超絶最高かわいい大天使にして至高の歌姫、ichigoちゃん。


この5人が音楽を奏でているとき、僕は人生を感じる。

例えるなら、教会でミサの最中に神の啓示を受けているかのような気持ちになる。

推し活と宗教はほぼ同一の精神性の下で実施されるという意味では本質的に同一と考えてもいいと思っているが、最近はもう岸田教団のライブに行くと普通に宗教的儀式に立ち会っている気持ちになる。もうマジでどうしようもないほど岸田教団 &THE明星ロケッツが好きすぎる。

今日のライブを観終わった時、「仕事は嫌だけど休み明けからまたがんばろ!」という気持ちになるかな、と思っていた。リフレッシュになるんじゃないかなという風にシンプルに思っていた。

でも、全部なにもかも周りが悪い。俺はバーサーカーになる。
仕事、やめてやろ~!!

みたいにな気持ちになってしまった。めちゃくちゃ前向きにやめようという気持ちになってしまった。

人生の辛いときにかならず寄り添ってくれる岸田教団 &THE明星ロケッツ。
いつも本当にお世話になっております。
よい信仰。



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