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本日の「読了」だったり、読んでいたり、これから読んだり。

読み終わったのが、
田中公明『千手観音と二十八部衆の謎』(春秋社 2019)
湊かなえ『夜行観覧車』(双葉文庫 2013)

1冊目は子年(おっさんの干支)生まれの守り本尊が千手観音だそうで、特にありがたがっているわけでもないのだが、新聞の三八広告でみかけ、著者が遠い昔、なんのテーマであったか(たぶんチベット仏教関係だろうが)忘れたが、原稿をお願いしたことを思い出して手にした。正直「わかった!」とは言えないが、手にはそれぞれ意味があることだけはわかった(ような気がする)。次に千手観音像に向き合ったと際には、よくよく観察してみたい。
2冊目は、昨年のどこかで古本屋で買い求めそのままツンドクしていたもの。観覧車と千手観音、なんとなく似ていない?(笑)。作品の舞台である丘の上の高級住宅地は今ではタワマンか? タワマンでもペントハウスと下層階では「差別」があるとかないとか。視点転換が多く、スカスカのおっさんの脳ではややついていけない感じがあった。

読んでいるのが、
エイドリアン・マッキンティ『アイル・ビー・ゴーン』(武藤陽正訳 早川書房 2019)
いわゆるアイルランド紛争下の北アイルランドを舞台にした警察小説、ショーン・ダフィシリーズの3作目。今回は密室殺人が……ということで、ミステリー作家島田荘司氏が解説を書いている。まだ途中で、密室殺人が明らかになったあたり。

で、GW用に買ったり借りたりしたのが、
國分功一郎『目的への抵抗』(新潮新書 2023)
島田荘司『盲剣楼奇譚』(文藝春秋 2019)
坂本龍一 中沢新一『縄文聖地巡礼』(木楽舎 2010)
あさのあつこ『闇に咲く おいち不思議がたり』(PHP研究所 2015)
逢坂剛『闇の平蔵』(文藝春秋 2016)

“中動態”では、歯が立たなかった國分氏、さて、今度は?
島田氏の著作は久しぶりなので楽しみ。
図書館で、坂本コーナーが作ってありそこにあった1冊。著者二人に関心はないが、縄文に魅かれて。
あさの氏と逢坂氏の著作は、おっさんにとっては安定した面白さを感じることができることがおおいので、疲れたときの脳やすめに。

ではみなさん、充実のGWをお過ごしください。[2023.04.29. ぶんろく]

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