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IT完全未経験で新卒入社した経過と感想

こんにちは。
Nと申します。

先月、弊社分析屋でも内定式を開催しました!
内定式の様子はこちらです。

内定式で、私は先輩社員として挨拶をさせていただきました。
内定者のみなさん不安や緊張が少しでも払拭できるように、一昨年の内定式に参加していた当時の私の悩みなどをベースにお話しました。
内定者の方だけではなく、今後分析屋への新卒入社を考えている方や、中途入社を考えている方の参考になればと思い、内定式でお話した内容に加筆を行い、note仕様に書き換えてみました。
私自身、完全未経験での入社なので、新卒や中途に関わらず同じ境遇の方には是非読んでいただきたいです!


自己紹介と感じていた不安

私は2022年度に新卒として入社しました。内定式及び、入社式に参加していた当時の私は「IT未経験だけど、着いていけるのかな」「どんな仕事があって、どんな仕事をやるんだろう」といった悩みや不安を人一倍抱いていたと思います。

何故人一倍かというと、出身大学が芸術系であったため、プログラミング及びその周辺の知識や経験は全くない状態で入社しました。
私が大学で弊社の業務とは混じりもしない芸術について研鑽している間、同期は業務に繋がることや、即戦力になることを4年間も学んでいたとなると、圧倒的な差があるから落ちこぼれてしまうのでは?と思っていました…笑
あと、芸術系の大学から分析屋へ入社した前例がなく、私が初の存在であったことも不安の1つでしたね。


入社前の勉強について

「未経験と言いつつも、実際は勉強しててそこそこ出来るんでしょ?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。
回答としては、ほとんど勉強してないので本当に無知の状態で入社しました。
マイクロソフト製のMicrosoftOfficeシリーズに搭載されているプログラミング言語のExcelVBAは、本で気休め程度に初歩の部分だけ勉強しました。
ですが、実際に入社してからの研修内容が濃すぎて、私の勉強は本当に気休めにしかならなかったです…!
あとは、会社から事前に貸与されたExcelの教本は3周ぐらいしたので、これだけは異常にできるようになりました!笑


入社後の研修

VBA研修

前述したExcelVBAですが、VBA研修という名で新卒入社全員が行う新卒研修に含まれています。
新卒研修はかなり数がありますが、特にVBA研修は一緒に研修を進めた同期の中でも、ダントツで出来なかったのでは…と思っています。
誰よりも担当講師に質問しに行っていたので、当時は質問用のチャットスペースが自分のアイコンばかりになりつつあるのがちょっと恥ずかしかったです…笑

VBA研修だけでなく、VBA研修の前に行うExcel研修の時から「自分はやはり出来る方ではないんだ」と何度も自覚する機会がありました。
それでも、入社したからには出来ないなりに頑張ろうと思い、「私は人の何倍も努力しないと、みんなには追いつけないんだ」という気持ちで、その後のOJT研修という、実際の業務を行いながらの研修に参画しました。

OJT研修

現在、私は業務効率化チームの中にあるExcelチームに所属して業務にあたっています。
業務効率化チームでのOJT研修に入ってからは、VBA研修よりもかなり難易度が上がった課題や実案件に触れました。
実案件はどうしても案件数などに波があったり、納期や難易度の関係性もあるため、OJT研修期間は正直なところ課題に取り組んでいた時間の方がかなり長かったかと思います。
(私が入社した2022年は課題と案件の割合が7:3ぐらいでしたが、2023年入社の新卒は課題と案件の割合が2:8ぐらいなので、毎年課題寄りという訳ではありません)

VBA研修をバネに頑張ろうと意気込んだものの、やはりすぐに課題や案件は出来るようにはならないので、意気消沈してしまったり…
自分なりに書いてみても、プログラミングが動かなかったり、動いたとしてもお客様に出せるものではなかったり…
出来ない・知らないことが多かったため、疑問点や不明点も多数ありましたが、可能な限り疑問などはその日のうちに解決するように心掛けていました。

また、度々上長や先輩方に質問しても、疑問点・不明点が解決するまでみなさん嫌な顔せずとことん教えてくださいました。
上長や先輩方が忙しい時は、必ず別で時間を用意して教えてくださいます。自分で検索した上での質問ということは大前提ではありますが、やはり実際のプログラミングを動かしながら丁寧に教えていただけるのは、私にとって非常にありがたかったです。
疑問点を疑問のままにしないでOJT研修期間を過ごせたのは、上長や先輩方のフォローが大きな要因だと感じています。


OJT研修終了後

OJT研修終わり辺りから、少しずつ直接お客様と関わる機会も増えてきました。
私は1つの武器を研ぎ澄ますということよりも、小さな武器をいくつも持っている方が性に合っていたため、VBAという専門知識(ハードスキル)に加え、顧客対応という対人関係スキル(ソフトスキル)も身につけたいと思っていました。

身につけたいとは思っていても、内向型故にそもそも話すことが苦手なのでこれも正直向いている方ではないと思います…
なので話すことにもめちゃくちゃ苦労しました。
新卒研修の最初に「1年目はたくさん失敗していい」と言われたのですが、その言葉通り、失敗しても必ず上長がサポートしてくださいました。
失敗しても上長は指導した上でまた私に業務を任せていただけたおかげで、「次は失敗しないようにしよう」と責任を持って取り組むことにも繋がりました。

そのおかげで今では、実際にお客様とのやり取りから、提案、契約関連、そしてVBAなどを用いた実装を含めて、一連の流れを一人で行っている最中です!


芸術系大学で逆に良かったこと

当り前ですが、ハードスキル面で役に立ったことは何もありませんでした笑
ですが、ソフトスキルやマインドの面では役に立ったことがあったのでご紹介します。

言葉遣い

ジャンルの違うレッスンが合計して週4回ほどあったため、目上の人(自分より2~5回り上の方)の方と日常的に1対1で話していました。芸術系の先生方は言葉遣いやマナーに厳しい方も多いので、丁寧な言葉遣いや態度などは無意識に身についていた気がしています。
まだまだ精進の途中ですが、入社してから言葉遣いでめちゃくちゃ苦労したという感覚はないです!

締切に対する意識

毎週のレッスンで課題が与えられ、本当に出来が悪い状態で翌週のレッスンに出席すると、「この状態で教えられることは無い」とレッスンすらも受けられない事が多々あるため、いかなる状況でも「締切までに何とか達成しなければ」という意識は人よりも強かったと思います。
そのおかげか、短納期の案件でも試行錯誤しながらPMとしての役割を達成することができました。


データ分析との関わり方

分析屋はその名の通り「データ分析」を業務として行う会社です。
ただ、データ分析を目的とするのではなく、あくまで手段の一つと考えているため、分析業務以外にも様々な形でデータ分析に関わることができます。
前述したとおり、私はExcelチームに所属しており、ExcelやExcelVBAをメインに扱っています。
Excel案件は一見「データ分析とは、ほど遠いのでは?」と思う方もいらっしゃるかと思います。
Excel案件のお客様は紙ベースで作業されている方が非常に多いため、Excelチームが紙ベースの情報をデータ化するお手伝いをしています。
その後、ExcelVBAで分析用ツールを作成したり、目的や用途によってはPowerBIのチームに引き継いだりと、データ分析のはじめの一歩に携わっています。

もちろん、データ分析に関係なく、VBA開発を始めとしてExcelに関係があるものは全て対応しています!
Excelのお困りごとがありましたら、是非お問い合わせくださいませ。

その他にも、様々なデータ分析との関わり方がnoteの記事になっていますので、実際の社員がどの様なツールを使って、どんなことをしているか是非他の記事も見てみてください👀

データ分析との関わり方も豊富な分、選べるキャリアパスもたくさんあるので、やりたいことが決まっている方は知識や視野を今以上に広げるつもりで、やりたいことが決まっていない方も気になる分野やツールがあれば是非チャレンジしてみてください!


今思うこと

VBA研修時には自分のスキルに引け目を感じていましたが、OJT研修やその後実際の案件での経験を積んだことで、今では「自分にも戦える武器がある」と思うようになりました!

少し話は逸れますが、私が分析屋に入社した決め手は、採用ページに書かれていることと、実際の対応などに差異が無かったことです。
採用ページに「スキルや経歴にとらわれず、個別の対話を通してお人柄も見させていただきます」と記載されており、最初は「本当か?」と若干疑っていました…。
実際に選考を進めていく中で、選考内容や面接官の方のフィードバックから、「本当に人柄を見てくれているんだ」と実感し、分析屋という会社に対して誠実さを感じ、このように真摯に向き合ってくれる会社で働きたいと思いました。

実際に入社しても、採用サイト等に書かれていることは本当に嘘偽りないものだったと断言できます。
このことについては、社員のTさんが同じように思っており、こちらの記事でも触れてくださっています!

確かに経験がある方の方が、業務でより活かせる場面が多いことも事実ですが、分析屋とマッチする人柄かどうかを選考時にしっかり見てくれていたおかげで、「未経験でもやっていけてるんだろうな」と改めて感じます。
今回は新卒ベースでのお話でしたが、未経験で中途採用された方も不安に感じることはありません!
研修内容も定期的にアップデートされ、年々充実した項目になっているので安心していただけたらと思います。
これから選考を考えている方も、自身のスキルに引け目を感じる必要は全くないです!
分析屋に入社が決まっている方は、しっかりお人柄を見て内定をお出ししているので、自信を持っていただけたら何よりです。

他の社員のインタビューや実際の採用情報などについては、以下のサイトに記載されています。

この記事を見ている方と、分析屋社員としてお会いできる日を楽しみにしています!




ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
この記事が少しでも参考になりましたら「スキ」を押していただけると幸いです!

株式会社分析屋について

弊社が作成を行いました分析レポートを、鎌倉市観光協会様HPに掲載いただきました。

ホームページはこちら。

noteでの会社紹介記事はこちら。

【データ分析で日本を豊かに】
分析屋はシステム分野・ライフサイエンス分野・マーケティング分野の知見を生かし、多種多様な分野の企業様のデータ分析のご支援をさせていただいております。 「あなたの問題解決をする」をモットーに、お客様の抱える課題にあわせた解析・分析手法を用いて、問題解決へのお手伝いをいたします!

【マーケティング】
マーケティング戦略上の目的に向けて、各種のデータ統合及び加工ならびにPDCAサイクル運用全般を支援や高度なデータ分析技術により複雑な課題解決に向けての分析サービスを提供いたします。

【システム】
アプリケーション開発やデータベース構築、WEBサイト構築、運用保守業務などお客様の問題やご要望に沿ってご支援いたします。

【ライフサイエンス】
機械学習や各種アルゴリズムなどの解析アルゴリズム開発サービスを提供いたします。過去には医療系のバイタルデータを扱った解析が主でしたが、今後はそれらで培った経験・技術を工業など他の分野の企業様の問題解決にも役立てていく方針です。

【SES】
SESサービスも行っております。

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