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いま、ウェブ解析担当者に求められていることとは?


分析屋の谷口です。

前回は「ウェブ担当者がリーダシップを発揮する時代です」
というテーマで記事を書いていきました。

前回の記事はこちら

今回は「いま、ウェブ解析士に求められていること」に
ついて書いていきます。

ウェブ解析に求められる3つの理解

ウェブ解析の最終目標は「事業に成果をもたらすこと」です。

アクセスを増やすことも、サイトを改善することもその手段の1つでしかないのです。ウェブ解析の役割はユーザーのニーズを理解して、成果に繋げていくことです。そのためには、幅広い理解が必要となります。

◆ 3つの理解
経営・マーケティングの理解
ウェブだけでなく、企業のビジネスモデルやマーケティングについて理解しておく必要がある。

ウェブ・インターネットの理解
ウェブやインターネットの技術や仕組みについても正しい理解が必要となる。

統計・データ解析・データ分析の理解
データを扱う際には正しい知識を以て判断をする能力が必要となる。

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解析する担当者が幅広い理解をもって行動することで
前回の記事にも記載したリーダーシップをとることに繋がるのです。

ウェブ解析に求められるスキル

必要なスキルは5つに分類されます。

・情報収集力
・仮説力
・設計力
・施策実行力
・情報発信力

全て大切ですが、私、個人的には「情報発信力」というのを大切にしています。他の人たちを巻き込んでプロジェクトを動かしていくには、情報を発信することが大切です。なぜなら、その施策の必要性を理解してもらう必要があるからです。定期的に情報を発信し、定期レポートなどでデータに触れてもらうことで、理解してもらえる可能性が高まるのではないでしょうか?
そのためにはデータの見方などの説明なども必要となる場合があり、最初は苦労することも多いかもしれませんが、その積み重ねで自分自身で施策の提案の場や提案しやすい環境を整えていけることも大切だと思います。

でも、基本はアクセス解析

ここまで色々話してきたのですが、
解析し始めで3つの理解と5つのスキルを・・・

って言われてしまうと大変なのも重々承知です。
そんな方はまずは、基礎的なアクセス解析からやっていくのが良いと思います。その中で、解析対象の企業の成果に繋がりそうな指標を見つけて定期的にレポートを作成したり、発表する機会を設けたりすることで少なくとも色々な関係者にデータに触れてもらうということは出来るので、充分今後に繋げられるのではないでしょうか。

次回からは、いよいよウェブ解析の基本的な指標について書いていこうと思います!本日も、ご覧いただきましてありがとうございました。

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