決断

決断という漢字を分解してみると「決めて断つ」つまり複数の事柄から1つを選びそれ以外を除外するという意味だ。

私達は日々の生活の中で大なり小なり決断している。
明日の献立、買い物、子育て、仕事、未来において複数の選択肢からその時々で決断している。

今の現状に満足してようが満足してなかろうが今の現状というのは過去の自分の決断の結果だ。
そして、この先も決断の連続であり、何が起ころうと自分が選んだ結果なのだ。

どんなに周囲から影響を受けていても選んだのは自分。
どんなに納得いかない現実でもここまで選択した結果である。

決断できない。
ソレは外面を気にしているか人に責任を転嫁しているに過ぎない。
ソレは世間体や自分の倫理観、価値観から外れた答えを抱えていて本当に思っている気持ちを口にできないだけではないだろうか?

もしそんな状況なら他人の意見に流されてみてもいい。自分の答えを全て通せと言いたい訳では無いのだから。
ただし決断に対しては他人のせいにしてはいけませんよという話だ。
その決断の先にあるのが自分の求めたモノであろうがなかろうが、ソレを選んだのは他の誰でもない自分自身なんだと。

私は人生が全て思い通りにはいっていない。
しんどいコトもあるし、納得いかないコトも沢山ある。
しかし、この結果はこれまで自分が行ってきた決断の結果だと認めると幾分気が晴れやかになった。楽になった。

認める。
というか【諦める】といってもいいかもしれない。
世間一般でこの言葉はネガティブに捉えられるが、諦めるは「明らかに認める」だと説いていたのを見たコトがあり、それ以来、良い意味で腑に落ちている。

明らかに認めなさい。
今は過去の自分が決断した結果だと。
誰のせいでもない。自分で選んでいるんだよ。と。

これで気が楽になる私は変人かもしれないが、人のせいだとかいう恨みからは脱せたのでとても楽だ。

日々決断。
自分の人生は全て自分自身が決めている。
ソレを忘れずに。

ほいたら、また。



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