学生時代の友人が転職した。
長年いた業界を離れ、新たなジャンルに挑戦するそうだ。
春は出会いと別れの季節というが、踏ん切りつけるには確かにいい時期です。

昔、土佐清水市街地にあったブックスうえすぎのおんちゃん(店主)が「一生同じ職につくのは日本くらいで海外では仕事は何回も変えるしやりたいコトやったらえい」という話をしてくれてました。多分、私が高校生くらいの時の話ですが。

私の感覚としてもそうなんです。
本来の仕事に対するイメージって。

無理にずっと1つの会社にいる必要はなくて、やりたいコトがあれば転職してもいいし、つまらなければ楽しそうなとこに転職すればいい。もちろん、ずっといてもいいし、もっと自由でいい。

仕事に限らずですが、歳を重ねるにつれて新しい場所に行かなくなったり同じものばかり注文したりします。
自分の【型】ができてきたとも取れますが、冒険しなくなったとも取れます。

段々と冒険せずとも「現状維持でも充分に幸せやいか」という自分と、「いやいや！俺こんなもんやないぞ」という謎の自信に溢れている自分が38歳にもなっても相も変わらずせめぎ合いをしています。我ながら青い。

老師は「四十にして惑わず」と論語で説いたが、私はまだまだ迷いながら生きていきます。

最後にどうでもいい情報なんですが、エイプリルフールで嘘がつけるのは午前中までらしいですよ。今年も嘘つけなかった方、来年は是非ジョークをかっ飛ばして下さい。

ほいたら、また。