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大型家電の買い替えは続く

※8月12日分「続く大物家電の買い替え」を改題、一部内容を改訂し再掲し
 ます。

やはり、同時期に購入した家電は、同時期に壊れていくものだ、ということを、身をもって知ることとなりました。

6月は、水漏れした冷蔵庫を、7月は、分解故障した洗濯機、ついでにアイロン、と2000年代製の大物家電の買い替えが続き、我が家はちょっとした家電祭りになっていました。

新製品との出会いは、発見もあり素敵なものですが、2ヶ月連続何枚も諭吉が飛んでいくとなると、流石にへこみます。
これはもう、記事にして昇華するしかない…
以下、お役立ち情報よりも、所感等が主となる私の書き物が続きます。


水漏れしないのをいいことに、ドラム式洗濯機のドアゴムパッキンが破れたまま使用している、ということは以前書きましたが(こちら)、6月のある日、ゴムの下地になっていたと思われるスポンジ部分が千切れ(洗濯物の中に紛れて出てきました)さらその奥を覗いてみると、白い石膏の型どりのようなものが、露出していました。

まさか最後の最後になって、機械の内部構造を知ることとなるとは。
ここまで使い倒す人も、あまりいらっしゃらないでしょう。

事故発生の可能性もあるし、さすがにこれ以上の使用を控えた方がいいだろうということで、買い替えをする運びとなりました。

長いこと、大変お世話になりました、2006年製 東芝TW-150VC様。
新婚時代は、物干し場がない物件に住んでいたので、自宅で乾燥まで仕上げられたのには、随分助かりました。
冬場の電気代には大層おののきましたが、ダイヤル付きのレトロなデザインが可愛らしくて好きでした。


という訳で、2ヶ月連続大型家電量販店へ出向く、という運びとなり、店員さんには「え、また?」という表情をされました。

16年ぶりに購入する洗濯機、どれもこれも最先端に見えて浮き立ちます。

店頭に並ぶ商品のドアゴムの頑丈さや(次々蓋を開けて触ってみました)、店員さんから各機種の特性の説明を受けた結果、先月お迎えしたドラム洗濯乾燥機は、こちらです。

置き場所の都合上、我が家は右開きを注文いたしました。

我が家ではシンプル機能で十分、と以前言い切った割には、すっきりしているのはデザインだけ。
やはり最新というものにフラフラと吸い寄せられてしまう、そこが我が家のメンバーの性格。

ところで、パナソニックでは、利益を確保して開発に回す、という目的で「メーカー指定価格」を最近導入したとのこと。
店頭価格から一円も値引きされない、という体験が初めてだったので、交渉する気満々だった夫は出鼻をくじかれた感じでしたが、その代わりにタッパーやキッチンペーパーなど、生活用品を山ほど頂戴いたしました。

一番の懸念事項であった納品も、丁度在庫があったとのことで、スムーズにいき、土曜日の購入で、火曜日に我が家に搬入。
最近こちらの地域は、何故か大雨が続いているので、今我が家で乾燥機能が使えること、ありがたさが一層身に染みます。

さて、こちらの洗濯機、洗濯機能だけでも16コース。
次の買い替えまでに、必ずや一通りは使ってみたいと思います。
特に嬉しい機能が、「ナノイーX」での衛生ケアが出来ること。
衣類やコート、そして洗いにくい小物の消臭や花粉抑制・除菌などが出来るということで、皮部分が付いた手袋やバッグなど、なかなかクリーニングに出せないものがあったので、今度試してみよう。

事前に入れた洗剤・柔軟剤も自動投入できるとのことで、初期設定で
「水30ℓに対して洗剤は何㎖使用しますか?(3~30㎖と幅広い)」と画面に表示されたときは、身に余る買い物をしてしまったかなと思いました。
しかし説明書に、各銘柄の基準量が記載されていましたので、それを参照に無事に入力。
今までキャップやジェルボールで対応していたので、何㎖かなんて気にしたことがなかったけど、今後は洗剤を無駄に使うことが無くなりそうです。


スイッチを入れる度、時間帯によって「おはようございます」や「こんにちは」など、画面にご挨拶が表示されるのですが、私が何より感激したのは、
洗濯終了直後の

最新家電には、なんと労い機能も搭載されていました。

やはり大枚はたいて買った甲斐があった、とこの瞬間思ったのでした。

最新家電への買い替えは、省エネにも繋がると言われていますが、我が家でもそれが数字になって反映している(と信じたい)と思います。
計算期間が短かったり、計算基準もバラバラですが、先月の電気代は、前年同月より500円、毎回ほぼ同料金の水道代も、前回よりなんと1,000円近くも下がっていました。
こちらの機種は、洗濯容量が最大12㎏、洗濯回数や量が多いご家庭で使用した方が、もっとはっきり料金に反映されるのではないでしょうか。


ところで、ここ数ヶ月は家電の寿命について考えさせられたのですが、先日、こんな気になる記事を見つけました。

生活に欠かせない大物家電の中には、長期使用製品安全表示制度の対象となるものがあり、それらには製造年、標準使用期間の記載付きシールが貼られている、とのことです。

実は連続する家電の故障をきっかけに、今まで存在に気付かなかった、製品の隅に貼られたシールというものが、不思議と視界に入るようになり、え、そうだったのかと今更驚いていたところでした。
そのシールには、「標準使用期間10年」と印刷された文字が。
どうやら10年というのが、使用の一区切りとなっているそうです。

我が家ではそのシールを、換気扇、エアコン、記事では対象になっていませんでしたが給湯器にも発見いたしました。
探せばもっとあるはずですが、もうそれ以上は見たくない…
今年は、換気扇、給湯器がその節目の10年目、来年はエアコンが対象となります。
記事中には、出来れば買い替えを、とありますが、そう簡単にはいかず、これはもう気を付けて使うの一択ですが、気を付けると言ってもね…

最新家電は省エネの代わりに、寿命が以前より短くなったとは聞いていましたが、10年スパンは(特に中年以降には)あっという間だし、ちょっとキツイものがあります。
一つ買い替えが終わったと思ったら、次は別の何かが寿命を迎え、と家電の買い替えの無限ループにはまっていくようで、家電に関する悩みは、意外と尽きないものです。

だけどその時は、再びせめて記事として書いて昇華する、しかないのかな…

と思う反面、将来買い替えをした時は、どんな気が利いた機能が搭載されるんだろう、と考える楽しみもあります。
と気持ちを持っていくしかない。


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