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ジゲンさんと語る!「カーシェアとは、アラブ王族なカーライフの民主化なり」

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世の中は「試すと楽しい、でも、きっかけがない」ものだらけ

筆者おすすめのドライブルートや車の選びかたのガイドを書いて、少しでも車を通じた楽しい生活を実現する人を増やそうとしている「ぶらり、ドライブガイド」。

今年の春、自分の誕生日に「スポーツカーに乗りたい!」と思ってCtoCのカーシェアサービスを使ったところ、嗜好性の高い車をレンタカーよりも手軽な価格で楽しめることを実感し、最近はカーシェアが気になっています。

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カーシェアの「使ってみたらおもしろい」けど、まだまだ知られていない、もったいない、そんなサービスの典型。そこで、カーシェアを使ったドライブを体験してもらい、そこから語り合い、カーシェア普及のためのヒントを得る対談企画をスタート。

記念すべき初回にご登場いただくのは・・・

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データ分析とソーシャルメディアを用いたマーケティングのプロで、自身もTwitterで3万人以上のフォロワーがいるジゲンさん

エニカでシェアした車で一緒にドライブに出掛けた実体験から、個人間カーシェアのおもしろさを語り合うのはもちろん、マーケティング視点からカーシェア普及の課題と可能性を探りました。

BMWマルニを衝動買いの猛者が、車はもう所有しない

ぶらり、ドライブガイド(以下、ぶらドラ):先日のドライブに引き続き、本日もよろしくお願いします。まずはジゲンさんの自動車遍歴について教えてください。これまで、どのように車とお付き合いされてきたのか。

ジゲンさん:免許を取ったのは18歳になってすぐ、高校在学中のことでしたね。地元の仙台には当時、地下鉄がなかったんですよ。交通が不便だから、18歳になったら車の免許を取るのが当たり前。免許を持っていないと女性にモテない時代でしたし(笑)。

ぶらドラ:エリア特性にプラスして、バブルな時代特性もあったわけですね(笑)。すると最初に所有された車も、割とモテを意識しました?

ジゲンさん:いやいや、最初は軽自動車でしたね。まだ十代だった自分に車を買えるはずもなく、父親から買い与えられたのがアルト。そこから社会人になり、初めて自分で購入したのがBMWのマルニ。

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BMW 02シリーズ。BMWが1966~1977年に製造販売していた小型2ドア・セダン。日本では通称マルニと呼ばれ、ファンに親しまれている名車。

ぶらドラ:アルトから、ずいぶんと飛躍して輸入車、しかも旧車にいきなりいきましたね(笑)。

ジゲンさん:通勤経路にある中古車店に並んでいて、見惚れてしまって。ただ、値段がはっきりと見えない。道路からだと50万の部分しか見えず、150万なのか、それとも250万なのか、と。
それがある日、ふと値段のボード全体が見えたんですよ。驚くことに、まさかの50万円。これなら自分でもローンが組めると、そのまま中古車店に滑り込んで。

ぶらドラ:いくら中古車といっても、マルニが50万円は惹かれますね。それなら衝動買いも納得。

ジゲンさん:結果的には散々でしたけどね(笑)。3か月に一度は故障するものだから、修理代が馬鹿にならない。おかげさまで輸入車がトラウマになりましたよ。
時間を経て私はハーレー乗りになり、バイクは輸入車になるわけですが、当時は手の掛かる乗り物ほどかわいいなんて、エンスージアストの感覚は理解できませんでしたから。

ぶらドラ:最近の輸入車はずいぶん壊れにくくなったけど、昔の時代なうえに当時でも旧車ですし無理もないですね。それ以降は、ずっと国産車ばかりを?

ジゲンさん:パジェロにシビックに、国産車を数え切れないくらい乗りましたね。最終的にはトヨタのレクサスLS600とランドクルーザー、それにマツダMPVの3台を所有するに至って。

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レクサスのLS600など、ジゲンさんは3台持ちするほどの車好きだった!

ぶらドラ:私は最近2台持ちになってから、奥さんに車の維持コストが高いと怒られてるのに、3台持ちはすごい!(笑)でも、最終的には車を手放されたわけですよね。3台持ちの車好きが、どうして所有をやめたのか。

ジゲンさん:10年くらい前かな。きっかけとしては、僕はベガルタ仙台のサポーターなので土日はホームにアウェーに観戦旅行。
すると週末に家にいないので、車を所有していても全く乗らない。都内の観戦移動は当然、電車のほうが便利だし、遠くのスタジアムに行くにも最寄り駅までは新幹線。そこから現地でレンタカーを借りるという流れですから。


久々のマニュアル車、減速から2速でエンジンが吹き上げる醍醐味!

ぶらドラ:レンタカーは日常的に利用され、そうした最中にお誘いさせていただいたのが、今回の企画だったわけですね。エニカを利用し、東京から片道300km以上ある磐梯吾妻スカイラインまで行ってドライブするという。

ジゲンさん:エニカはもちろん、個人間カーシェアを使用するのが初めてだったんですよ。サービスの存在自体は知っていたものの、レンタカーと何が違うんだ、と思っていましたから。個人所有の車をシェアするといっても、運転するこちらとしては何も変わらないわけで。

ぶらドラ:僕も以前は全く同じ認識でしたね。体験した今でこそ、カーシェアならではの魅力を感じますが。ジゲンさんは、エニカを試して、実際にドライブをされてみていかがですか?

ジゲンさん:率直に、めちゃくちゃ楽しかった。ただ、目的地の設定は距離が遠すぎて微妙でしたね。どんな車に乗れるのか検索してみたものの、1日あたり300km以上の長距離運転がオーケーの車がなかなか見つからず(笑)。

ぶらドラ:それは本当に申し訳なかったです。どうしてもジゲンさんに喜多方ラーメンの本場で坂内食堂を食べていただきたくて(笑)。

ジゲンさん:結果的にCR-Zを選びましたけど、とにかくマニュアル車に乗りたかったんですよ。マニュアル車を貸してくれるレンタカーなんてゼロに等しいから、もう、ずいぶんと乗っていなくて。

ぶらドラ:なるほど。300km以上のドライブが可能なマニュアル車に限定したところ、マッチングしたのがCR-Zだったわけですね。

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ジゲンさんがエニカでシェアしたホンダCR-Z。2017年に終売となったが、走行性能の高さと走りの楽しさで第31回日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞している。これは希少なマニュアルシフト仕様。

ジゲンさん:正直、最初は緊張したんですよ。これがレンタカーとの大きな違いでしたね。人様の車を運転するわけだから、万が一にも傷を付けたり、事故を起こしたりしたらどうしよう、と。もちろんエニカで保険加入もするんだけど、レンタカーは人様の所有物ではあるものの企業のモノじゃないですか。相手が個人となると、こちらの意識も変わりますね。

ぶらドラ:わかります。私も先日経験しましたが、エニカはCtoCで誰かがオーナーとして思い入れのある個人の車をシェアするから、法人の車を借りるレンタカーにはない緊張感がありますね。ただ、一度経験したら「こんな感じか」と慣れて、だいぶ心の敷居がさがった実感があります、僕は。

ジゲンさん:ただ、緊張したのは本当に束の間の車の受け渡しだけで、乗ってしまえば、楽しさが勝っていましたから(笑)。磐梯吾妻スカイラインとマニュアル車の相性は最高でしたね。

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しかも私が選んだCR-Zは、マニュアルにしてハイブリッドだったんですよ。ヘアピンカーブの減速からギヤを2速まで落として、そこからアクセルを開けてエンジン回転が吹き上げていく感じ。あれこそがマニュアル車の醍醐味だな、と。ハイブリッドだからモーターのトルクもあるから登り坂の加速は最高でした。

ぶらドラ:喫茶店でちょっと休憩したとき、「同じ車を買って、自分もエニカでシェアしようかな」とおっしゃっていましたもんね。あ、この人、車をまた買っちゃいそうって思いましたもん(笑)。

ジゲンさん:本当に一瞬だけどね、また車を所有する生活を妄想し、欲を刺激されたよね(笑)。でも、冷静になってみると、週末はサッカー遠征でいないし、日常的に乗るわけではないから。そう考えると、またエニカで同じ車をシェアして乗ればいいや、と。

ぶらドラ:すると今回のエニカ体験は、わりと好感触だったんですか?

ジゲンさん:最初の車の受け渡しの緊張をまた味わうのかと思うと、正直、利用を躊躇する気持ちもある。ただ、今回のCR-Zを所有しているオーナーさんが、とても良い方だったから。車の返却時にも「また使ってくださいね」と、すごく気持ちのいい対応をしてくれて。そうなると心理的な障壁がクリアされるというか、この人の車ならリピートしたいな、と。

ぶらドラ:相手の方の印象によって、サービスの印象も変わるのは、CtoCならではですね。ちなみに料金に関しては、いかがでしたか?

ジゲンさん:1泊2日の料金となると、エニカもレンタカーを比べると、エニカのほうが、ちょっと安いくらいの印象。でも、そもそもレンタカーでは、マニュアルでハイブリッドなんて車は借りられないわけで。エニカの一番の魅力は、恐らくそこですよね。

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ジゲンさんが実際にエニカでシェアした際の料金。保険契約のサポート料まで入れて1泊2日で総額14,800円。

ぶらドラ:全く同感ですね。嗜好性の高い車に乗れるのは醍醐味ですね。僕は今年の春に、久々にスポーツカーに乗りたいと思って、初めてエニカでポルシェのボクスターをシェアして、箱根まで走りにいったんですよ。もう、それが最高に楽しくて、身体に電流が走ってしまって。

それまでエニカは、アプリはスマホに入れてたけど免許証登録が面倒で放置してて。でも、ポルシェに乗りたい気持ちが勝って、ユーザー登録して使ってしまいました。

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ぶらドラが、エニカで実際にシェアしたポルシェのボクスター。保険料金を足して21,500円でポルシェの走りを満喫し、10年ちょっとぶりにスポーツカーが欲しい病にかかってしまった。


「この場所に行きたい!どうせなら、この場所に似合う車で楽しみたい」と、車とコトの主従が逆になる

ぶらドラ:実はこの企画にジゲンさんをお呼びしたのも、マーケターの視点を伺いたかったからなんです。エニカの魅力を周知するには、どうすべきなのか。マーケの視点から語っていただいたら面白いかな、と。

ジゲンさん:なかなか難しい問題ですよ。ユーザーにとって重要なのは、車に乗るという体験そのものですから。自分自身で車を購入するという体験は別として、どのように車を手配したかは重要じゃない。

エニカにしてもレンタカーにしても、クチコミが広がりづらいことが、こうした業界の特徴ですから。なぜかというと、エンドユーザーは商品名しか口にしない。「CR-Zでドライブをしたよ」とは言っても、「エニカでシェアしたCR-Zでドライブをしたよ」という言い方にはなりづらいから。

ぶらドラ:たしかに!エニカを利用したドライブ体験のクチコミは多くあるはずなのに、そこにエニカという固有名詞が載ってこないイメージはありますね。その車はあくまでも人様の所有物なわけですし。

ジゲンさん:すると考え得るのが、エニカを利用したドライブの体験エピソードの会話量を増やすことですね。ツイートされたUGC(消費者の口コミ)にエニカの固有名詞が出てこないにせよ、エピソードそのものが魅力的であれば、「あの車は、いったいどこで体験できるんだ」と会話が生まれ、その問いの答えこそがエニカだ、と。

ぶらドラ:どうすれば、これと同じ車に乗り、同じような場所で近い体験ができるのか。レンタカーでは借りられない、嗜好性の高い車が選べるエニカこその選択ですね。

ジゲンさん:だから今回の企画は、割と正解なのかもしれない。どこでも借りられる普通のコンパクトカーで磐梯吾妻スカイラインを走っても、誰も目を留めてくれませんよね。それがレアなスポーツカーとなると、まるで荒野のような景色と最高にマッチする。となれば、同じ車を乗ってみたくなるし、車の入手先を知りたくなるじゃないですか。

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ジゲンさんがシェアしたCR-Zは、磐梯吾妻スカイラインとベストマッチ!

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ぶらドラが友人と山中湖キャンプしたとき、友人のフォルクスワーゲンの古いバンも、まさにシーンとマッチしてキャンプは何倍も楽しくなった。シーンを楽しくする車というのは、確実にある!

ぶらドラ:なるほど。訴求のポイントとしては嗜好性の高い車であるのと同時に、シーン設定ということですね。車の希少性だけでなく、車の持つ機能やビジュアルが”映えるシーン設定”が重要であり、そのふたつを兼ね備えた記事がクチコミにつながる、と。

ジゲンさん:シーンの設定は非常に大事。私が今回、マニュアル車を選んだのも、目的地ありきですよ。あの急カーブを走るなら、間違いなくマニュアル車じゃないですか。これは久しぶりに、マニュアル車の走りを堪能するしかないぞ、と(笑)。

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磐梯吾妻スカイラインのカープは、まさにマニュアル車のためにあるよう!

ぶらドラ:するとあれですね、エニカのあるべき未来は、旅行代理店的なものかもしれない。車で行ける短い日帰り~一泊二日くらいのアクティビティで、キャンプに行くなら四輪駆動のランクル、湘南の海沿いの134号線を走るなら洒落たビートルのオープンカーといったように、ドライブの目的地からコンセプトを立て、最適な車種を打ち出すような。

僕みたいな車好きは「このレアな車に乗りたい!」だけで、車への欲が理由で乗ってみたくなるけど、そこまで車好きじゃなければ「この素敵な場所に行きたい!どうせならその場所に似合う車で楽しみたい」というように、車とコトの主従が逆になるという。

ジゲンさん:そうそう。だからエニカのアプリに「そこに行かれるなら、この車種が最高ですよ」というような、レコメンド機能があると面白いかもしれない。まあ開発費も馬鹿にならないわけで、外野だから好きに言えるわけですけど(笑)。

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フォルクスワーゲンのビートルカブリオレ。すでに終売のモデルだが、これで湘南の国道134号線を走ったら、人生の全てが楽しくなること間違いない。エニカでも検索したら3台出てきました*記事執筆時点


非日常の次世代体験を探す入り口としてのエニカ

ぶらドラ:面白いですね。エニカ側から車種を提案してくれるとなると、クチコミにもサービスの固有名詞が出やすいかもしれない。
あと、車のサービスの普及において、問題を難しくするのが若者の話です。いわゆる、定番の「若者の車離れ」。

ジゲンさん:若者に向けてなら、水素自動車みたいな次世代車の提案が面白いと思うんですよ。水素にしてもEVにしても、エコカーが主流になる時代には、私は生きていないかもしれない。でも、若者は違いますよね。「あなたたちの生きる時代の車はこれですよ」という訴求の仕方はありじゃないかな、と。

ぶらドラ:確かに新しい時代の先取り体験は興味を惹かれますね。IT系エンジニアとか、仕組みへの好奇心でEVに関心高い人が多いですしね。言い換えれば、エニカは水素や電気の次世代車の敷居を下げた体験アプリかも。

ジゲンさん:水素自動車のMIRAIも電気自動車のテスラも、今はすごく価格が高いじゃないですか。それが普及につれて、価格は確実に下がっていく。その前のお試し、もしくは先取りとして、まずはエニカで体験しましょうね、という。ディーラーで試乗できるといっても、買わせられる怖さがあるじゃないですか。

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電動自動車のテスラのモデルS(写真提供元:Tesla, Inc.)

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水素自動車のトヨタのMIRAI

ぶらドラ:そのプレッシャーは、間違いなくありますね。ディーラー試乗巡りが趣味と自認する僕ですら、そのプレッシャーはあります(笑)

ジゲンさん:しかも時代的には、所有するという行為がさらに廃れていくはずなんですよ。かつてのモノ消費の時代は終わり、今はコト消費の時代。だから私にしたって、どんなにマニュアル車が好きでも、もう車は持たない。特にエニカというソリューションを知った今、乗りたいときにはシェアすればいいんだから。

ぶらドラ:ちょっと調べてみるとエニカって、1000以上の車種が登録されているんですよ。するとコト消費の時代に、まさにぴったりで。車好きのためのマニュアル車も、未来体験の水素自動車も、どちらも非日常的なドライブ。エニカなら、そのどちらにも買わずに乗れる、つまりは体験できるという。スポーツカーやオープンカー好きな僕にはよだれものの車がたくさんあります。

ジゲンさん:過去の車から未来の車まで、1000車種というバラエティからシーンに応じた車を選べる。1000種類の車を所有して乗り換えるなんて、どんな大金持ちでも物理的に不可能ですからね(笑)。でも、それを可能とするのがエニカという印象を周知できれば、かなり強いですよ。

ぶらドラ:そうか、シェアリングサービスの本質は、過去には富裕層しか享受できなかった生活の民主化をもたらすものだけど、「エニカの車種リスト=自分のガレージ」と捉えれば、オーナーがいつでも乗れるようにメンテしてくれているうえに固定費はかからない、と。車をたくさん所有して豊かに使い分けるアラブ王族のような生活を実現できる世界ですね(笑)。

テクノロジーの力で、エアビー(Airbnb)は富裕層だけの楽しみだった別荘を民主化したけど、エニカは富裕層の個性豊かな車を楽しめるガレージを民主化したと言われると、しっくりくる。

すると、その魅力を伝えるには、やっぱりインスタは強い武器になるんですかね?と。UGCにおいてエニカという固有名詞が出づらいという根本的な問題はあるにせよ、ここをクリアできるとエニカに絡んだハッシュタグをチェックすれば、インスタの画面がそのまま、1000車種格納の自分のガレージ、所有車種のカタログに見えればいいのかな?

ジゲンさん:ただ、そこで忘れてはいけないのが、単なる車のカタログになってはダメということ。車種ごとに最適な、シーンに絡めた投稿があふれてこそ、体験することへの欲求が刺激されますよね。このハッシュタグを見れば、体験の提案も車種の提案もしてくれる。そうした存在になれると強い。面白い体験を探すならエニカ、となれるはずです。


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