2024年1月15日

国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』の主人公野原しんのすけの父親・野原ひろし。
かつては美人に弱くて安月給というイメージもあったが、いつ頃からか『理想の父親』『家族を守るカッコイイ男』『35歳で都内商社係長、推定年収600万円でローンを組みながらもマイホームを建てているのは充分勝ち組スペック』と、負のイメージはほとんど払拭された。35歳ってやばいな、あと3年でひろしじゃん。

そんなひろしだが、良いイメージで固められた現在でもなお言われる負の側面があり、それが足の異様な臭さである。
これでもかとギャグで頻繁に使われるひろしの靴下。過剰なギャグ描写であることを差っ引いても相当な臭さと予想される。だからこそ視聴者は笑い転げることができるしオトナ帝国で感動することもできる。

でも俺は最近全然笑えない。ひろしの靴下に笑えない。俺の足も同じぐらい臭くなってきたからだ。

きちんと風呂に入ってから清潔な靴下を履き出勤する。仕事の終わる間際になるとほのかに立ち昇ってくる悪臭。ウンコ踏んだ？？いいえ、足の臭いです。

このままではいけない。せめて外履きの靴を完全に消臭しなければ悪臭のカルマからは逃れられないだろう。しかしその辺の銀イオンスプレー（笑）程度じゃ太刀打ちできない。
そんな時双子が縋る最終兵器がこちらだ。

GRAN'S REMEDY
DEEPLで翻訳した結果、グランの救済と呼ぶらしい。最初マイクロソフトトランスレーターで訳したところ『亀○の救済策』なんていう、とてもじゃないがnoteに書けない文言が飛び出してきた。俺はもうDEEPLとGoogle翻訳しか使わないと誓った。
※公式サイトを確認したところ、おばあちゃんの治療という意味らしいです。

○頭はともかくこいつが凄い。この何者か分からん女性の描かれた粉は、臭いを消すどころか数ヶ月単位で消臭効果を持続させる。魔法の粉だ。
これを発見し導入した兄のPNRAは、畏怖と敬意を込めて‘’ババア粉‘’と呼んでいる。

使い方も簡単。付属スプーンにこんもりと粉を乗せて靴の中にぶちまける。靴をシェイクして内側全体にまんべんなく馴染ませる。以上だ。

通常はたった一回。この世の終わりみたいな悪臭の場合も数日間同じことを繰り返せば数ヶ月悪臭知らずのスニーカーが完成するのだ。これを魔法と呼ばずなんと呼ぶ？
型月世界では魔術の上位存在……現代技術では成し得ない奇跡を魔法と呼ぶのだ。この粉は魔法、もしくは固有結界Unlimited Blade Worksに匹敵する。

気になったので成分表をチェックしたが、そこには『天然成分等』なんていうフワフワした文言が踊っている。大丈夫かよ。

今日は靴の臭いが気になったので消臭しました。それだけです。

この記事を偉大なるサラリーマン・野原ひろしに捧ぐ。