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EVOJapan2023の感想(Day1,2はスタッフ)

はじめに

 EVOJapan2023に参加したプレイヤーやスタッフの皆様お疲れさまでした。
 今回もDay1,2はスタッフとして参加したので、前半戦はスタッフの立場からイベントの感想を書きます。
 Day3は仕事がなかったので、遊びに行きました。翌日はギルティギア・ストライヴ(以下GGST)の公認イベントがあったので、後半は好きなゲームを楽しんだ一般人の視点でいろいろ書きます。
 いろいろ書きますが、「格ゲーコミュニティって面白い」って内容を、コミュニティスタッフ、公式大会スタッフ、大会視聴勢の3つの観点で見れるので、興味がある方はぜひ見てください。
 ちなみに前半は「スマブラコミュニティってすごい」ですし、後半は「ギルティコミュニティ良いよな」という話になります。

Day1以前のお話

スマブラコミュニティのチームの一員としてスタッフ参戦

 EVOJ2023はスマブラの大型コミュニティ大会『ウメブラ』のお手伝いをやっていた縁で『ストリートファイターⅤ(以下ストⅤ)』のジャッジを2日間行うこととなりました。
 ストⅤにはウメブラスタッフが15名以上参加し、比較的盤石な布陣が組めたと思います。
 事前のグループLINEにて進行方法のすり合わせなどをしっかり打ち合わせられたので、当日は楽ができる予定でした(詳細は後述)。
 打ち合わせの段階でもウメブラスタッフは優秀で、大型大会の運営に慣れている団体はすごい!とLINEのやり取りをチェックしながら思っていました。

中野で3タイトル合同大会の運営

 また、EVOJ2023の3日前に中野にあるRedBullGamingSphereTokyoにて、3タイトル合同の対戦会『Conflict#2』の大会運営をしました。
 トーナメント表作成や大会進行の指揮、受付などをしていたのですが、想像以上に参加者が多いこと、英語対応に時間がとられたことがあり、大会を途中で中止する形でフィニッシュ。
 反省点は次回以降の大会運営に生かします。とはいえ、EVOJ前夜祭とてアークやフラパンゲーの大会ができたのは良かったです。

Day1

 1日目は11時半に会場集合となっていましたが、僕は10時半くらいに会場に到着。
 最初の1時間で会場を回り、挨拶やブースのチェックをしていました。その合間で、レイヤーさんの写真を撮影しています。

 ひとしきり会場を見回った後は集合場所のコマンドセンター(本部エリア)に向かいます。上部には4面モニターが設置してあり、目印として十分すぎるほど目立っていました。このあたりは闘劇っぽくてかっこよかったです。
 11時半にスタッフが集合し、進行などの最終打ち合わせを行います。実は進行責任者の方と直接お会いするのはこの時が初です。実はそれまでLINEグループでテキストのやり取りをするだけでした。

 12時になり予選開始Pools(1次予選)が始まりました。Poolsは1プール10人×128あり、最初の3時間で64プール、次の3時間で残りの64プールの大会進行を行います。
 ボランティアスタッフを入れると35名ほどジャッジがおり、1人2プールを担当することになりました。
 また、会場を巡回する遊撃スタッフや配信試合管理スタッフ、通訳担当もおり、ストⅤは比較的盤石な布陣が組めていた気がします。
 予選開始前にプールごとに点呼を行い、選手がいるところから試合を開始します。一定時間後にもう一度点呼を行ってそれでもいない場合は不戦敗となります。
 1プールで平均4人は不戦敗になるので、進行自体は予定よりも早かったです。ちなみに僕は3人しかいないプールも担当しており、そこは全員が2次予選に進出しました。
 ダブルエリミのため、複雑さはありますが、進行表に沿ってウィナーズから順に試合を消化するだけなので簡単です。
 海外選手の呼び出しやBluetooth接続の解除などは、参加選手に手伝ってもらえたのが大きいです。本当にありがとうございました!
 前半のジャッジが終わったら休憩時間です。支給されたお弁当を食べ、すぐにブースめぐりとレイヤーさんの写真撮影にいそしみます。

 後半も同じような感じでジャッジを行い、余裕があれば他プールの試合を受け入れました。後半の方が不戦敗が多かったので、他プールの試合進行をする回数が前半より多かったです。

 Day1は大きなトラブルなく終了。本部や遊撃のスタッフ、参加者のおかげで楽にジャッジ業務ができました。
 あとはウメブラのスタッフはスマブラ以外でもジャッジ業務ができるのがすごいなって思いました。
 ジャッジの中には大会の実況担当や配信機材担当、進行や受付を半年前に始めた新人もおり、それでも大きなトラブルや進行の大きな不備がない点がすごい。スマブラコミュニティのレベルの高さが分かります。

Day2

 Day2は8時半集合の9時業務開始でした。前日の疲れもあり起床に不安がありましたが、遅刻せず現場に到着。
 そこでちょっとしたトラブルが起きます。startggの入力が終わっていないため、大会の開始が50分ほど遅れました。
 startggのサーバーの問題でスタッフ一人一人に入力権限が与えられていません。そのため、本部のスタッフの方が少人数で入力していたのですが、参加人数が多く入力が遅れていたそうです。
 その間の僕はといえば選手から相談を受け、それに対応するなどしながら待っていました。
 相談内容はGGSTでウィナーズ、ストⅤでルーザーズ進出しているのですが、どちらから先に試合を消化するべきかという内容です。
 僕の返答は両方の点呼に行き状況を伝えること、GGSTは最速2試合で終わるのでGGST→ストⅤの順番で試合をすることです。
 こちらの対策は、その選手がストⅤで参加しているプールの運営を担当し、点呼済みの状態を作ることでした。
 来年以降、複数タイトルに参加予定の方は、両方の審判に遅刻ではないことを説明し、可能な限り試合を飛ばしてもらいましょう。遅刻ではないことを説明するだけでも不戦敗のリスクは大幅に減少します。

 10時前にTOP384(2次予選)が始まり、ジャッジ業務が始まります。TOP384以降はストⅤのトッププレイヤー(プロゲーマー含む)を見かける機会が増えました。
 ミーハーなので、そうなってくるとテンションが上がります。写真やサインを頼みたい気持ちをグッと抑えて、ジャッジ業務を頑張りました。
 Day2もプレイヤーや本部スタッフのおかげで大きなトラブルなく進行できました。

 TOP384とTOP96(3次予選)が終わった後は3時間の休憩になりました。配信の都合でTOP24(4次予選)がすぐに始められないためです。
 このタイミングでブースめぐりやレイヤーさん撮影をがんばりました。また、土曜日のため様々な方が来場しており、挨拶と写真撮影も並行しています。Day2で一番楽しかったのがこのタイミングでした。


 16時になり、いよいよTOP24が始まります。1800人近くいた参加者も24名となり、プロを中心としたトッププレイヤーしか残っていません。配信台に回される試合も多くジャッジ業務はほとんどありませんでした。

 結局、19時前に解散となり、ジャッジ業務は完了しました。配信台待ちの選手が長時間待たされるなど運営上の問題はあったと思いますが、ジャッジや進行で大きなトラブルなく終われたのはホッとしたし、改めてスマブラコミュニティの基礎能力の高さが分かりました。
 来年スマブラSPがメイントーナメントに復活したら不安なので、それまでにスタッフを育てる必要もありそうです。

Day3

 Day3は遊ぶだけなのでゆっくり現場に行きたかったのですが、GGSTのTOP8が8時半からなので、頑張って早起きをしました。
 途中青海(東京ビックサイトの隣駅)で降りるなどのトラブルに見舞われ遅刻するも1試合目途中で入場ができました。
 前日にスタッフをしていると立ち見席に無料で入場できるので、受付でその旨を伝え入場です。
 昨日までとは打って変わり、会場奥の中央(Day2までコマンドセンターがあった場所)にステージがあり、その左右に花道ができていました。
 選手はその花道を歩いて入場し、中央のステージで決意表明をします。プロレスのような演出であり、Day2よりも演出が豪華でした。
 GGSTは選手が花道を歩きながら観客をあおるなどものパフォーマンスをする選手がおり、決意表明もコメントが面白くまさにプロレスだったと思います。
 Day2までの疲れもあり、GGSTを見た後は各種ブースを回って帰宅しました。
 GGST観戦の後はアークのブースでベッドマン?の試遊をしてきました。そのためにアケコンを持参したので肩がつらかったのですが、楽しめたのでOKです。
 そのあとは帰宅して、昼寝→夕食→就寝のコンボを決め12時間ほど寝ていました。

Day4?

 EVOJ2023が終わった翌日には、東京タワーにある「RED° TOKYO TOWER」にて「Mugen Tournament 国別対抗3on3」というGGSTのオフ大会が行われました。EVOJ2023に参加する海外勢や国内遠征勢のトッププレイヤーが24人集まるドリームマッチです。
 主催は「もっちー」選手。3月初めに行われたGGSTの世界大会のチャンピオンであり、世界最強のソル使いの方です。
 世界大会やEVOJの練習をしながら裏で準備されていたわけですから、超人だと思います。
 会場は入り口からおしゃれであり、あちらこちらでGGST画像や映像が流れていました。
 会場内ではフリー対戦が可能であり、トッププレイヤーの試合を見ながら試合ができる最高の環境です。
 僕はアケコン未所持かつ疲労があり、試合を見るだけでした。それでも楽しかったです。
 有名プレイヤーと間違われて話しかけてもらったりと面白い出来事もあったので、なんかうれしかったです。帽子のおかげで認知されているので、帽子を勧めてくれた方にも感謝!
 この日は大会が終わった段階ですぐに帰宅、昼寝→夕食→就寝のコンボを決め12時間ほど寝ていました。

まとめ

 こんな感じで5日間格ゲーのシャワーを浴びて、疲れたけどとても充実していました。
 仕事で悩むことが多くしんどい時期が続いていましたが、いろいろ吹っ切れたし今後の活動指針も見つかったのでうれしかったです。
 あと、GGSTのアンバサダーの女性2人はどこまでが仕事でどこまでがプライベートなのかわからないレベルでGGSTをプレイし、イベントにいると思いました。2人ともDay1を勝ち抜けましたし。良いタレントさんに巡り合えたのもGGSTの良かった点だと思います。
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