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夜桜を見に

子どもの入園式も(なんとか無事に)終わり、慣れない環境に戸惑いながらも、ゆっくりと平穏な日々が戻ってきています。

河川敷近くの公園へ夜桜を見に行きました。


屋台がいくつか出ていて、祭りは大いな賑わいを見せていました。桜は見事な美しさです。ベンチに座る人、草地に座り込む人、中にはレジャーシートを広げて、折り畳みテーブルを持参している人も。

わたしは園内をぶらりぶらりしながら、三島由紀夫の文体でこの情景の描写を読んでみたいなと思いました。きっと綺麗でしょうね。

息子は、屋台のかき氷をたらふく食べてご満悦でした。旦那は仕事の電話をしていました。池には、白鷺が遊びに来ていました。トリさんも、春は桜が美しいことを知っているのかもしれませんね。

暖かい夜でした。

家族と帰路につきながら、若かったら、たぶん水筒に温かいお酒を入れて、花見して、帰りにカラオケ行っているだろうなあ、と思いました。そうして、それがわたしの老後の過ごし方だろうな、とも思いました。

どんな状況でも、小さな幸せを見つけて、生きていけたらいいなと思います。

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