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働きかた改革って。。。

・働き方改革は、日本政府が掲げる「一億総活躍社会」を実現するために

考案した労働環境の是正案です。

この改革の目的は、多様で柔軟な働き方を労働者が選択できる

社会をつくることです。


 これは、2019年。厚生労働省から発表された「働きかた改革」の説明。


 さて、みなさんの身近な社会。果たして、「根付いた、変わった」

と、実感できることはありますか?


 私は、実感はありません。

メディアで言われているほど、浸透していない。


 それこそ、「コロナ禍」を経験したおかげで、

リモートワークが浸透した実感はあります。


 ただそれは、私の感覚では「社会がコロナを経験したから」

であって、「働きかた改革の1つの施策」とは、感じない。

(この考えが間違いな可能性もあります。ご容赦を。。。)



 ここからは、あくまで私の感想です。


 この「働きかた改革」。

 どれだけ内容が素晴らしくても、実行してくれなければ、

社会全体には反映されない。


 まぁ、当たり前ですよね。



『環境を変える=人の主観を変える』


私は、こう考えています。



 これは、私のような、がんサバイバーの方々にも、

当てはまると思います。


 どれだけ、「今まで通り働きたい!」と思っても、

検査や通院、治療などで、会社を休まざるを得ない場面が、

出てきます。

 その日その日で、気持ちの浮き沈みも結構あります。


 そんな時、会社が「大丈夫!しっかり治療を受けて、

思うように働いて!」と応援してくれたら、

気力も充実して働けます。


 でも、

「今後、(ガンが)どうなるか分からないんだから、

無理せず、ゆっくり働いてくれたら良いよ」と、

言われたら、みなさんは、どう感じますか?


 私は、悔しいです。

 もちろん、”優しさ・気づかい”とも、とらえることができます。



 ただ、私は「今に、未来に期待してくれていないのかな。。。」と

寂しく感じます。


 感じかたは人それぞれ。


 だからこそ、健常な人たちと同様に、「選択肢」が欲しい。

もらった選択肢をどうするか?を、その人その人に選ばせてほしい。


 そんな、「楽しい選択肢の多い社会」になったら良いなって、

改めて思いました。


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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