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大和撫子(日本女性の武士道)

テレビ等で頻繁に、貞操観念の無い価値観が恰も当たり前であるかのように伝える傾向があります。いくら繰り返しそう言われても私を含め私の周囲の人達にそんな思考回路を持つ人は一人もいないんですね。ですので
「これはきっと日本人を劣化させ、家庭崩壊→日本弱体化させようとするメディア戦略だろう」と…そう思ってきました。
ところが最近、その戦略に乗せられた大衆により、事実として日本社会が劣化しつつあるのではという危機感を感じます。
在日外国人ならともかく、
いくらそんな価値観が海外から入り込もうが、生粋の日本人には浸透しない筈。
以下、本来の日本女性の価値観を転載します。
(以下、新渡戸稲造『武士道』「武士道が求めた女性の理想像」より)

┃たとえ命を失おうとも、貞操を守れ

少女たちは成年に達すると「懐剣」と呼ばれる短刀を与えられた。
その懐剣は時には彼女たちを襲う者の胸に、
また場合によっては彼女自身の胸に突きつけられるのであった。
実際には後者の場合が多かった。
彼女たちの懐中には常に彼女自身の武器がしのばせてあった。
自害の方法を知らないということは女性にとってとされた。
喉のどの部分を斬るかを知っておかなくてはならなかった。
また死の苦しみがいかほどであろうとも、その亡骸(なきがら)は乱れを見せず、
端正かつ安らかな姿で見いだされねばならなかった。

そのためには両膝を帯ひもでしっかりとしばる方法を知っておく必要があった。
貞操はサムライの妻にとっては最も貴ばれた徳目であって、
生命を賭しても守るべきものとされていたのである。
----- ----- (引用おわり) ----- ----- 
これは特別な努力をしなくても、古き時代から今に至る、日本女性のごく自然で、一貫した美意識なんですね。
これに関する教科書もいらない。
誰かに聞かなくても、良心があるから大丈夫。
普通の日本を、取り戻しましょう(*^^*)b

ゆかしくば 行きても見ませ
雪島の 巌に生ふる 撫子の花 (古今和歌集)


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