私がもっとも尊敬する数学者とその理由
人が人を尊敬する理由など自由です。
ところで、あなたは誰かに尊敬されたことがあるでしょうか。
「我が子には尊敬されている」
「妻には尊敬されている」
「部下から尊敬していると言われたことがある」
それって、本当？
残念ながら、どれも確信があるわけではないでしょう。
私自身も、誰かに尊敬されたことがあるかどうかなど、わかりません。
誰かに尊敬されたければ、何かを徹底的に続けることを推奨します。
なぜなら、私はそのような人物を尊敬の対象にしてきたからです。
「いいことを言う人」ではありません。
「素敵な人」でもありません。
「継続できた人」です。
私が尊敬する数学者がいます。
レオンハルト・オイラー
ある程度、数学に通じている人なら、誰もがご存知でしょう。
なぜ尊敬できるのか。
人類史上、もっとも論文が多い学者がオイラーだからです。
ある説によれば、年間800ページ、それを50年続けたとのこと。
これはとてつもないことです。
SNSでちょっと呟くことを50年続けたのではありません。
この記事のようなライトな文章を800ページ書いたのではありません。
驚異的です。
「書く」ことをしてきた立場だからこそ、私はオイラーを無条件で、圧倒的に、尊敬しています。
優れた功績を残したからではありません。
有名だからでもありません。
誰よりも「継続できた人」だからです。
オイラーすげー。
人間なら、誰もが次のことを知っています。
「継続することの大切さ」
これが「わかっているのにできないランキング第１位」（？）になるほどに、難しいことであると知っています。
ほらね、尊敬できるでしょう？
だから結論です。
誰かに尊敬されたければ、何かを徹底的に続けること。
私は「書く」ことを継続しています。
理由は説明の必要がありません。
必要ですか？
ならばコトバにします。
恥ずかしいですね。
誰かに尊敬されたいからです。
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