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教育者に向いている人、向いていない人

同じような人を量産する教育はすぐにやめた方がいい。

私はそう思います。

だとするなら、「平凡」な人が教育をしてはいけません。

角が立つ言い方ですから、誰も言いません。

しかし誰もが心の中で、思っていることです。

なぜなら、平凡な人が教育をすると、平凡な人しか育たないからです。

平凡な人しか産まない教育をしておいて、いざという場面では人に個性を求める。

それがこの国でいま起こっていることです。

たとえば就職活動。

みんな同じスーツ、同じ髪型、同じマニュアル。

しかし面接官はこう尋ねます。

「あなたの特徴は?」

もはや、コントです。

私は自他共に認める「ヘンタイ」です。

ある教育者からは、変人(何かを変える人)とも言われます。

ありがたい評価です。

数学教育も、みんな同じことを「正しい」として学びます。

個性的な捉え方や定義はすぐに「間違っている」とされます。

とにかくみんな一緒でなければならない。

とにかく異質なものは排除したがる。

教科書の通りに解け。

かつての偉大な天才(数学者)の遺したものに従順であれ。

とにかく敷かれたレールの上を歩け。

だから数学は、とても退屈なものになっている。

にもかかわらず、

「数学は大事だ」
「数学をもっと学べ」
「楽しく学べる数学」

といった表層的なコトバだけを声高に発する評論家たち。

実に退屈だと思いませんか。

もっと個性的な人が増えるといいなぁ。

そんな人が教育者になるような世の中になったとき、きっと「変わる」のだろうなと思っています。

この記事をご覧になっている「ヘンタイ」なあなた。

ぜひ教育者を目指してみてください。

誰も言わないけれど、みんな心の中で思っています。

あなたのような先生を、ずっと待っていました

と。

ヘンタイの戯言。

「声」でも残しています。

よろしければどうぞ。


私のことについて 

「ビジネス数学教育」を提唱する教育者・作家です。もっと世の中にいい授業、いい研修、いい教育コンテンツが増えるといいですね。教育に関して似た価値観のある方、あるいは既に教育者である方、気軽にフォローや「♡」をいただければ嬉しいです。お互い頑張りましょう!


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