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【これを読めば分かる!ビジネス本まとめ】「アイデアのちから」(チップ・ハース)



全米でも150万部を超える支持を得たベストセラー

一度聞いたら忘れられないメッセージ、
人を行動に駆り立てる言葉の6つの法則を明らかに!

その6つの法則の頭文字をつなげることで
浮かび上がるSUCCESの法則

世の中を動かす凄いアイデアの仕組みを紹介!


この本はこんなあなたのための書籍です。

・仕事や人間関係にストレスを感じる
・直接的に争うのではなく、暗黙の敵意を感じる
・アイツさえいなければと思うことがある
・ストレスや時間の無駄ばかりを感じる
・成果に集中し、しっかりと実績を作っていきたい


【要約】

(1)単純明快である(Simple)

人はなぜか、魅力的な選択肢が増えると判断に支障をきたす。

メッセージには優先順位が必要で、
3つ言うのは何も言わないことと等しい。

ポイントとしては、
その道の初心者でもわかりやすくすること。

これならできそう!
と単純明快であればあるほど人は行動に移しやすくなります。

イメージとしては、子供に行動させる時をイメージすること。

専門用語を駆使して、
「自分はこの道の極めてきたんだ!」
とPRしたいような人がいますが、それでは伝わりません。


(2)意外性がある(Unexpected)

意外性があると人は感情を動かされます。

こうだろうなと思う展開であれば、
期待通りで何も面白くない。

予定調和を崩す施策が必要なのです。

これは、面白いドラマでよく見られる要素です。

コピーライティングでも良く使われるテクニックの一つで、
意外な内容があると、
それ以降の文章は続きが気になってしまいます。

撞着語法が有効な手段であり、
相反する二つのものを組み合わせることで
「意外性」が生まれます。


(3)具体的である(Concrete)

具体的な描写は、
ストーリーで語る上でも人に伝える場合でも
非常に大切なことです。

具体的にすればするほど
人の心に突き刺さる言葉になり、

相手の脳内に焼き付けることができ、
行動してもらいやすくなります。

マーケティングの分野でも大事な要素であると言われます。

ターゲットを広くとってしまうと、
共通の言語を見つけようと
漠然とした言葉になってしまします。

ターゲットを極限まで絞っていくことにより、
特定の人物の心に突き刺さる表現となり、
相手を動かす一要素になっていきます。

(4)信頼性がある(Credible)

信頼性を高めていくのにも要素がいくつかあります。

まずは権威性を提示すること。

専門的知識を有する人や、
その道に精通している人の言葉は信頼性が抜群にあり、
多くの人が安心することでしょう。

また、社会的証明と言われる要素も信頼性を高めるものです。

例えば、楽天市場のレビューが代表的な例。

お客さんのレビュー数が多かったり、高評価が多いと
それだけで商品を購入するう判断材料になります。

近年では、
食べログのレビュー不正書き込みで問題があった例は
ありますが、
多くの人がこれに反応してしまうのも事実です。


(6)感情に訴える(Emotional)

感情に訴えると言うのが一番の重要な要素かもしれません。

コピーライティングでも、セールスでも、
行動をしてもらおうと思ったら
まず始めに相手の感情を動かさないといけません。

感情が動き、続いて思考、行動といった順に動いていきます。

言葉では、五感に働きかけることはできませんので、
もはや感情を動かすほかはありません。

プレゼンでも、
感情を動かされるような内容であれば、
自然と行動に移したくなります。

感情が動くようなものをたくさん見たり聞いたりするのが重要です。


(6)物語性(Story)

ストーリーは、人に物を伝えるのに抜群な手段です。

物語調だと嫌でも見たり読んだり聞いたりしてしまいますし、
嫌味っぽく無く人に伝えられると言うメリットもあります。

親はよく、しつけのために子供に怒鳴りつけることがありますが、
あれは心理的リアクタンスもありますし、
逆効果です。

強制させようと思えば思うほど、相手は動きません。

動くメリットを訴えたり、
自分はこうだったよ、
だからこうした方がいいんだよと学びを付け加えるといいです。

これは人を指導する場合にも、伝える場合にも、
文章で人の心を動かす場合にもなんでも使えます。

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